ニューズウィーク日本版 2024/12/3号(11/26発売)
【編集長から】人間の身体はほぼタンパク質でできていて、そのタンパク質は常に入れ替わっています。分子生物学者の福岡伸一氏によれば、「私たちの身体は分子的な実体としては、数ヶ月前の自分とはまったく別物になっている」。つまり、われわれ人間にとって何を食べるかはかなり重要、そして年齢がいけばいくほど、食べ物が心や身体の動きに与える影響は大きくなるはずですが、日々「何を食べるか」にはそこまで真剣に注意が払えないのが(私を含めて)現実です。11月26日発売号の「老けない食事の科学」は最新研究を基に、何を食べ、何を食べるべきでないかを徹底的に考えた特集です。和田秀樹医師による、読者のみなさんから寄せられた食事の悩みへのアドバイスも、とてもわかりやすく必読です。(長岡)
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【Special Report】
老けない 食べ方の科学
脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」
食事|最新科学が解き明かす老けない食べ方
アドバイス|和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法は
食事法|認知機能を守るMINDダイエット
習慣|食事の時間枠を短くすれば脂肪は楽に落ちる
フード|ヘルシー?食べてはダメ?話題の食材を徹底検証
天然魚|サーモンよりエサのほうが高栄養
リンゴ酢|爽やかな酸っぱさが減量を後押しする
シーモス|TikTokで大注目「スーパーフード」の正体
超加工食品|体だけでなくメンタルにも影響
パスタ|ひと工夫で炭水化物もヘルシーに
赤身肉|バランスを取れば恐れる必要なし
緑黄色野菜|体が欲しがるのは赤い色素より抗酸化・抗炎症作用
【Periscope】
EUROPE|中国船の海底ケーブル切断は破壊工作か
SPAIN|スペインは不法移民を締め出さない
HONG KONG|「禁錮2936カ月」香港民主化運動の危機
ISRAEL|ネタニヤフに逮捕状で停戦交渉は複雑化?
【Commentary】
分析|強気の「MAGA」が逆目に出る時──河東哲夫
視点|新時代へ突き進むベトナムの活力──グレン・カール
経済|高関税より怖い中国の過剰生産──ブレンダン・ケリー
Superpower Satire|風刺画で読み解く「超大国」の現実
中国無差別殺傷事件の本当の動機──
ラージャオ&トウガラシ
Economics Explainer|経済ニュース超解説
「年収の壁」問題の大きな課題──
加谷珪一
Help Wanted|人生相談からアメリカが見える
妊娠と出産の代償に車をくれと妻が言う
Petit’s Punch|かしまし世界時評
ネットに選挙の真実はあるか?──
プチ鹿島
【World Affairs】
米政治|高関税を叫ぶトランプに4つの秘策
イギリス|英国教会が性虐待事件で大揺れ
日本政治|「兵庫の乱」とメディアの敗北
【Features】
ウクライナ戦争|ロシア捕虜になったキリルの物語
【Life/Style】
Movies|スパイク・リーが語る公民権運動の現在地
Movies|不発だったロンドン大空襲映画
Food|「健康長寿」の実現は低栄養対策がカギ
Drama|「ベビーブーム世代はまだまだ健在」
My Turn|ハリケーンに奪われた店と再起への思い
Picture Power|バルーンが彩ってきた感謝祭パレード
Tokyo Eye|外国人リレーコラム──ティムラズ・レジャバ
日本の「努力」、ジョージアの「立ち回り」
ほか。
★最新号データ
ニューズウィーク日本版2024/11/26号『トランプ2.0』
2024/11/19(火)発売
紙版 定価:510円(税込)|デジタル版 定価:420円(税込)
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