【モデルプレス流行語大賞2024】全22語を発表「縦眉毛」「もうこないからねー」「ほんmoney」など Xで1000万インプレッションの反響、投票数約10万票、女性91.7%

2024/12/05  株式会社 ネットネイティブ 

株式会社ネットネイティブ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松下佳憲)が運営する日本最大級の女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト『モデルプレス』は、読者アンケートに基づき、今年の流行語を【モデルプレス流行語大賞2024】として全22ワード発表しました。約10万票の投票数が寄せられ(うち女性91.7%)、発表に関するX投稿は1000万以上のインプレッションを獲得するなど、業界内で大きな反響を呼んでいます。


モデルプレス流行語2024(C)モデルプレス


◆「モデルプレス流行語大賞」選考基準

(1)読者アンケートの結果

調査期間:2024年10月18日~11月15日
回答数:108,426件(性別比:女性91.7%、男性6%、回答なし2.2%)
年代内訳:10代9.1%、20代32.8%、30代36%、40代10.9%、50代7.8%、60代以上3.6%
└うち学生の回答数:30,822件
└内訳:小学生3%、中学生2.8%、高校生27.9%、大学生・専門学生・大学院生66.3%

(2)「モデルプレス編集部」7名による審査

◆モデルプレス流行語大賞2024(50音順)

・おい、笑える
・エロがんなって
・横転
・顔ない
・菊池風磨構文
・厳しいって
・心安らかなり
・絶対アイドル辞めないで
・それガーチャー?ほんまゴメンやで
・TJ Travis Japan Tomonori Jinnai
・タイミーさん
・縦眉毛
・猫ミーム
・ほんmoney
・松本まりかチャレンジ
・無課金おじさん
・メロい
・もうええでしょう
・もうこないからねー
・もっと大きなヤマを狙いませんか?
・最もフィジカルで最もプリミティブでそして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます
・○○キャンセル界隈


◆詳細解説

◯おい、笑える
TikTok上でバズったある女性の言葉が発祥。撮影者が女性へ声をかけたところ「おい、笑える」と元気よく返答が。その独特なイントネーションやワードチョイスがあらゆる人の心を掴み、瞬く間に広まりました。

◯エロがんなって
ABEMAのドキュメントバラエティ「愛のハイエナ2」に出演した人気ホスト・爆撃竜馬さんから発せられた衝撃的なセリフ。6月の放送回にて、山本裕典さんがNo.1ホストを目指すストーリーを追う看板企画「山本裕典、ホストになる。~大阪編~」に出演した爆撃竜馬さんが姫(客)に接客するシーンが映し出され「かわよ」「マジ可愛いな」と褒め続けながら肩に手を回し「エロがんなって」と一言。聞き馴染みがないにも関わらずキャッチーなワードがネット上で笑いをかっさらいました。

◯横転
いわゆるネットスラングで、“ズッコケ”と同様に拍子抜けしてそのまま転んでしまうかのような、ツッコむ意味も込められたフレーズ。

◯顔ない
「横転」と同様にネットスラングの一つ。あまりにも恥ずかしい状況や、どうしようもない状況の投稿に引用するような形で使用することがしばしば。

◯菊池風磨構文
9月よりNetflixにて配信されているtimeleszの新メンバーオーディション「timelesz project -AUDITION-」の予告映像から波及した、審査中のメンバー・菊池風磨さんの一言。ある候補者が途中まで歌ったものの「…忘れちゃいました」と歌唱を断念したことに対して菊池風磨さんが「歌詞忘れてるようじゃ無理か。歌詞はね、入れとかないと(笑)」と笑いつつも厳しく注意する姿が話題に。ファン以外にも拡散され「〇〇ないようじゃ無理か。〇〇はね、〇〇しておかないと」と別の話題の際にも用いられるようになり“構文”として親しまれました。

◯厳しいって
“強い男を取り戻す”をキーワードにYouTubeで男性に向けた発信を行うメンズコーチ・ジョージさんの言葉。男性を律する清々しい姿が人気を集めており、なかでも「スポーツ経験がない」「二度寝をしてしまう」などなにかを実行できていない男性の条件を挙げ「危機感持った方がいい」「厳しいって」と訴える様子がバズりました。

◯心安らかなり
2017年に学校法人「森友学園」の前理事長・籠池泰典氏が発したワードが再びネットで注目。これは、詐欺罪などで実刑が確定した籠池氏が出頭する際に「ん、心安らかなり」と呟き、詩を詠むという行動を映したニュースのキャプチャが広まったことがきっかけ。どうしようもないような状況や、ツッコむまでもないような投稿に対して同キャプチャを貼り付けて対応するような例が見られました。

◯絶対アイドル辞めないで
指原莉乃さんがプロデュースするアイドルグループ=LOVE(イコールラブ)が7月にリリースした楽曲「絶対アイドル辞めないで」。ストレートなタイトルの通り、ファンの目線でアイドルへの思いを歌った楽曲で、「好きな人がいるのなら 内緒にして ねえ 神様は将来と指輪をどこかに隠してね」といつか訪れるかもしれない結婚や引退への悲痛な思いや「君の努力、私の愛成り立つこの関係」とアイドルとファンの関係性を表す少し残酷とも言える歌詞に、=LOVEのファンのみならずアイドルを応援する多くの人の間で話題になりました。

◯それガーチャー?ほんまゴメンやで
「それガーチャー!ほんまごめんやで」は「それガチ?ほんとごめん」といった意味を指していると思われる、timeleszの菊池風磨さんが主演を務めた日本テレビ系土曜ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』(2023年10月期)第8話内のセリフ。同作にも出演したモデルの今井アンジェリカさんが流行らせた言葉で、TikTokの音源にもなるなど、日本のみならずK-POPアイドルの間でも話題になりました。

◯TJ Travis Japan Tomonori Jinnai
Travis Japanと、同じイニシャルである陣内智則さんをかけたワード。主に松田元太さんがバラエティ番組などで発することが多く、X(旧Twitter)上では、あえて筆記体のようにフォントを変えてエレガントに表現することが多く見受けられました。

◯タイミーさん
スキマバイトシステム「タイミー」で働く人を指す「タイミーさん」。臨時で働くことから本人の名前ではなく「タイミーさん」と呼ばれることが多くなるという現象に由来しています。

◯縦眉毛
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんの特技とされる縦眉毛。眉尻を自在に操り、もはや縦になるのではないかというレベルまでつり上がった眉と、険しい表情にハマる人が続出しました。

◯猫ミーム
日常のエピソードやあるあるネタを実写の猫の写真や動画を切り抜いて作成したおもしろ動画。中毒性のある猫の動きと音楽が人気を呼び、TikTokやXで流行しました。

◯ほんmoney
kemioさんが発信源とされる「ほんmoney」は、kemioさんが言う「ほんまに」が「ほんmoney」と発音しているようだと例えられたコメントがきっかけ。「おったまget down」など派生語も生まれました。

◯松本まりかチャレンジ
松本まりかさんが主演を務めたテレビ東京系ドラマプレミア23『夫の家庭を壊すまで』(7月期)第7話のセリフが、最終回を迎えた後にもバズ。みのり(松本)の財産目的で息子を結婚させた裕美(麻生祐未)に対して放つ「辞めた?」「辞・め・さ・せ・ら・れ・た。の間違いじゃないですか?」などの印象的なセリフに加え、表情豊かに詰めていく狂気に満ちた演技は中毒性があり、松本まりかさんと同じように表現力たっぷりに演じて真似をすることがムーブメントと化していました。

◯無課金おじさん
世界が熱くなったパリオリンピックの射撃混合エアピストルに出場し、銀メダルを獲得したユスフ・ディケチ選手の愛称「無課金おじさん」。ゴーグルや耳当てなど、特別な装備は付けず、まるでゲームの無課金状態のようなシンプルな装いで銀メダルまで勝ち取ったカッコよさが話題を集めました。

◯メロい
メロメロを形容詞化した言葉。推しなど対象の人物に対して溶けるほど惚れ込んでしまった際に使用されました。

◯もうええでしょう
Netflixシリーズドラマ「地面師たち」でピエール瀧さんが演じた後藤が、交渉シーンの際に幾度となく発した「もうええでしょう」。早く話を切り上げたいときや、ピンチを免れたいときに使われることが多かったです。

◯もうこないからねー
世界的に再ブームとなっているたまごっちによる、2005年リリースのビデオゲーム「たまごっちのプチプチおみせっち」内の言葉がネット上でリバイバル。プレイヤーが育てた“おみせ”が完璧ではない場合にまるっちから発せられる「もうこないからねー」といったワードのシュールさと可愛らしさにツボる人が続出しました。

◯もっと大きなヤマを狙いませんか?
「地面師たち」で、豊川悦司さんが演じたハリソン山中が1話で発したセリフ。「大きなヤマ」=「死人がゴロゴロ出るようなヤマ」を示しており、艶と狂気を絶妙なバランスで感じられる独特な口調は初回から視聴者を惹き付けました。

◯最もフィジカルで最もプリミティブでそして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます
そんなハリソンのセリフからもう1つランクイン。裏切った元仲間を殺す際に発せられた、ハリソンの不気味な性質が表れたセリフ。なかなか日常で合わせて聞くことは少ない「フィジカル(肉体)」「プリミティブ(原始的な)」「フェティッシュ(性的魅力を感じるもの)」を乱用する視聴者が多数。

◯○○キャンセル界隈
風呂に何日間も入らないことを指す「風呂キャンセル界隈」に始まり、なにか当たり前とされる行為をやらないことを「○○キャンセル界隈」と指す例が続々と誕生しました。

▼モデルプレス記事
https://mdpr.jp/news/4436275

▼モデルプレスX
https://x.com/modelpress/status/1862059129936007670

◆モデルプレスとは
https://mdpr.jp/

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「人をエンパワーメントする」を軸にした各種ランキング企画、インフルエンサー影響力ランキング企画「モデルプレスカウントダウン」ではレギュラー雑誌も発売(東京ニュース通信社と協業)。キャスティング・オーディション事業のほか、LINEヤフー社オリジナル番組の企画、ABEMAの番組企画制作、テレビ大阪の番組企画を担当。3つの大型音楽フェスを開催し、アーティストキャスティング、出資・協賛領域の担当として協業しております。

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