【スタートアップ企業の経営者に聞いた】8割の経営者がスタートアップの幹部・マネージャー育成方法に不満。

2024/12/12  株式会社 リブ・コンサルティング 

スタートアップの経営を担う経営幹部・管理職に必要な知識を得るには?

株式会社リブ・コンサルティング(所在地:東京都中央区、代表取締役:関 厳)は、IT系スタートアップ企業の経営者を対象に、「経営幹部や管理職の育成」に関する調査を行いました。

スタートアップ企業の成長において、経営幹部や管理職がスタートアップの実践経験や考え方を体得していることが極めて重要になります。
しかしながら、経営幹部や管理職がスタートアップ経営に関わる上でスキル不足に悩むことも多いのではないでしょうか。
現状、どのような目的で育成が行われ、そこにはどのような課題が浮かび上がっているのでしょう。
そこで今回、スタートアップに対するコンサルティングおよび研修を行う株式会社リブ・コンサルティングhttps://www.libcon.co.jp/)は、IT系スタートアップ企業の経営者を対象に、「経営幹部や管理職の育成」に関する調査を行いました。

本調査レポート資料はこちら

調査概要:「経営幹部や管理職の育成」に関する調査
【調査期間】2024年11月20日(水)~2024年11月21日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】151人
【調査対象】調査回答時にIT系スタートアップ企業の経営者と回答したモニター
【調査元】株式会社リブ・コンサルティング(https://www.libcon.co.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

調査設問
Q. 現時点で最も大きな課題は何ですか?
Q. あなたの会社の経営幹部や管理職の「スタートアップ経営」の経験や知識について、当てはまるものを回答してください
Q. 現在、経営幹部や管理職が、あなたと同じ意識や目線で、仕事をできていると感じますか?
Q. 経営幹部や管理職へ向けて「スタートアップ経営」に関する育成施策を行っていますか?
Q. 現在経営幹部や管理職の育成をどのように行っていますか(行う予定ですか)?(複数回答可)
Q. 「スタートアップ経営」に関する育成施策について、どんな目的で行っていますか(行う予定ですか)?(上位3つまで)
Q. その育成方法にどの程度満足していますか?
Q. 経営幹部・管理職の育成に関する、現在の課題を教えてください(複数回答可)
Q. 「スタートアップ経営」に関する知識や意識が高まることで、どのような効果が生まれると期待していますか?(複数回答可)

以下に、調査結果の一部を紹介いたします。
本プレスリリースの転載ではなく、記事内容/グラフ/データなどを引用される際は、必ず下記リンクを出典元としてご記載いただくよう何卒ご協力お願い申し上げます。
https://www.libcon.co.jp/venture/documents/doc028/

調査サマリ
・8割の経営者が、経営幹部や管理職の「スタートアップ経営」の経験や知識不足を感じている
・8割以上が、経営幹部や管理職に対して「スタートアップ経営」に関する育成施策を行っている
・育成施策に満足している経営者は2割にとどまる

7割の経営者が経営幹部や管理職が自身と『同じ目線で仕事ができていない』と感じていた



はじめに、「あなたの会社の経営幹部や管理職の「スタートアップ経営」の経験や知識について、当てはまるものを回答してください」と質問したところ、約8割の方が『全く足りていないと思う(23.8%)』『あまり足りていないと思う(53.0%)』と回答しました。

経営幹部や管理職の「スタートアップ経営」に関する経験や知識の不足を感じている方が多いようです。

そこで、「現在、経営幹部や管理職が、あなたと同じ意識や目線で、仕事をできていると感じますか?」と質問したところ、『全く思わない(17.2%)』『あまり思わない(51.7%)』『やや思う(25.8%)』『とても思う(5.3%)』という回答結果になりました。

『やや思う』『とても思う』と回答した方も一定数いましたが、経営幹部や管理職が自身と同じ目線で仕事ができていないと感じる方が約7割おり、経営層間の認識のズレが生じている様子がうかがえる結果になりました。

経営幹部・管理職への育成体制は?
では、このような状況を改善するために、育成などの取り組みは行われているのでしょうか。



「経営幹部や管理職へ向けて「スタートアップ経営」に関する育成施策を行っていますか?」と質問したところ、『頻繁に行っている(29.1%)』『時々行っている(53.0%)』『検討している(14.6%)』『行っていない・行う予定はない(3.3%)』という回答結果になりました。

非常に多くの方が「スタートアップ経営」に関する育成施策に前向きに取り組んでいるようです。

では、経営幹部や管理職の育成をどのような方法で行っている、あるいは行う予定なのでしょうか。

『頻繁に行っている』『時々行っている』『検討している』と回答した方に聞いてみました。

「現在経営幹部や管理職の育成をどのように行っていますか(行う予定ですか)?(複数回答可)」と質問したところ、『フィードバックとコーチング(41.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『評価制度(34.3%)』『定期的な研修(32.9%)』となりました。

それらは、どのようなことを目的としているのでしょうか。



「「スタートアップ経営」に関する育成施策について、どんな目的で行っていますか(行う予定ですか)?(上位3つまで)」と質問したところ、『経営視点の強化(27.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『戦略的思考の向上(27.4%)』『ビジョン・ミッションの共有(26.7%)』となりました。

経営層としての視点の強化や組織の方向性の統一などが育成の主な目的となっていることが示されました。

育成方法に「とても満足している」経営者は約2割にとどまる
では、ご自身の育成方法に対して、どのようにお考えなのでしょうか。



前の質問で、育成施策を『頻繁に行っている』『時々行っている』と回答した方に、「その育成方法にどの程度満足していますか?」と質問したところ、『とても満足している(17.8%)』『やや満足している(52.4%)』『あまり満足していない(27.4%)』『全く満足していない(2.4%)』という回答結果になりました。

育成施策に『とても満足している』と感じている方は約2割にとどまる結果となり、8割以上の方はなんらかの課題を感じているようです。「スタートアップ経営」という正解がない領域では、育成ノウハウがないことや、育成より目の前の業務に目線が行ってしまうということが背景にはありそうです。



そこで、『やや満足している』『あまり満足していない』『全く満足していない』と回答した方に「経営幹部・管理職の育成に関する、現在の課題を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『フォロー体制の欠如(38.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『育成ノウハウがない(32.6%)』『時間がない(30.2%)』となりました。

従来型の研修では、スタートアップ経営に必須の実践的なノウハウが学べず、社内でのフィードバック・コーチングでも育成施策の量・質ともに不満があるということが浮き彫りになりました。

本調査レポート資料はこちら

経営幹部・管理職の「スタートアップ経営」の視座を高めるなら!経営シミュレーションゲーム研修『T2D3』



今回、「経営幹部や管理職の育成」に関する調査を実施した株式会社リブ・コンサルティングhttps://www.libcon.co.jp/)は、経営シミュレーションゲーム『T2D3』https://www.libcon.co.jp/venture/t2d3/)を提供しています。

■『T2D3』とは



売上額が、前年を基準に毎年3倍、3倍、2倍、2倍、2倍と上昇し「5年で72倍」成長することをT2D3と言います。スタートアップ企業の成長スピードのひとつの基準になります。

T2D3の実現はとても難しいものですが、高い成長スピードを実現する上では、ある程度の型や「外してはならないポイント」が存在します。

そういった知見を多くの方に吸収・体験いただけるよう、100社以上の事業グロース支援の実績を持つリブ・コンサルティングが、経営シミュレーションゲーム「T2D3」を開発。

ARR100億を目指して資金調達・市場選択・施策選択を行う中で、経営者が直面する様々な課題を疑似体験出来ます。

通常「習うより慣れろ」と思われていた「スタートアップ経営」の要諦を、ゲームを使った研修の形式で短時間で習得することができます。




【T2D3研修で得られる3つの成果】
POINT01 リアルな体験に基づく経営・グロースの要諦習得
通常、実際の経営を行わないと得ることの出来ない経験を、ゲームを通して得ることが出来ます。
グロース期に重要な施策や経営の要諦、事業と組織の一貫性など、当社の支援実績に裏付けされた「経営」と「グロース」で抑えるべきポイントを習得できます。

POINT02 メンバー・リーダー層の視座向上
資金ショートの危機、成長期の組織の歪みなど、リアルな経営課題と難しい意思決定が連続的に起こります。
プレイヤーは、自身で意思決定を重ねることで、半強制的に経営目線まで視座・視野を広げることができます。
今まで発生していた会話のズレがなくなり、スムーズな事業推進が可能になります。

POINT03 共通体験による組織の一体感醸成
登る山が高ければ当然ハードシングスなどが生じるなかで、それらを実際に共に体験することで、強い組織を作る為の土壌を作ることが出来ます。
口だけメンバーを減らし、前向きに共に課題を解決する組織へのキッカケを作ります。

T2D3の詳細はこちら


■直近の体験会の日程確認はこちら:https://www.libcon.co.jp/venture/seminar/detail_008/
■お問合せURL:https://www.libcon.co.jp/venture/contact-us/
■株式会社リブ・コンサルティング:https://www.libcon.co.jp/
■お問合せURL:https://www.libcon.co.jp/contact/
■お問合せTEL:03-6281-9596

他の画像

関連業界

情報・通信業界のニュース