『森吉山シャトル』の新路線が12月28日(土)より運行開始

2024/12/26  株式会社 NearMe 

JR鷹ノ巣駅および大館能代空港と森吉山阿仁スキー場を結ぶ路線が追加~年末年始のインバウンド需要を見据えて、サービスサイトも多言語対応に~




 移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーの株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高原幸一郎、以下:ニアミー)と、秋田県北秋田市(市長:津谷永光)は、事前予約とシェアによっておトクでスムーズな移動サービス『森吉山シャトル(阿仁合駅~森吉山阿仁スキー場)』の運行を既に実施しておりますが、JR鷹ノ巣駅および大館能代空港~森吉山阿仁スキー場を結ぶコースを『森吉山シャトル』の新路線として12月28日(土)から運行を開始します。また、新路線の運行開始に伴い、本日、12月26日(木)より事前予約を開始します。
背景
 『森吉山シャトル』は、秋田県北部に位置し、世界的にも希少な樹氷が形成される森吉山を周遊する乗合タクシーです。事前予約ができるだけではなく、サービスサイトを日本語および英語で対応しているので、外国人観光客にも利用しやすい移動手段となっています。

今回の新路線は、JR鷹ノ巣駅、大館能代空港、森吉山阿仁スキー場を結ぶ約50kmの長距離エリアをカバーし、鉄道および空港の二次交通として機能している「森吉山シャトル(JR鷹ノ巣駅/大館能代空港 ~ 森吉山阿仁スキー場)」の事前予約が可能な乗り合いサービスとなります。
さらに、近年樹氷観賞を目的としてインバウンドの来訪が増加傾向にある森吉山阿仁スキー場をより多くの人々が利用しやすくするために『森吉山シャトル(阿仁合駅 ~ 森吉山阿仁スキー場)』サービスサイトは、繁体字・簡体字・韓国語での多言語対応も開始します。『森吉山シャトル』のコース新設および、多言語対応によって、世界的にも希少な樹氷が形成される森吉山をより多くの方々がより快適に周遊できるためのサービスとして定着していくことを目指していきます。
 ニアミーは『森吉山シャトル』の運行を通じて、観光客や地域社会にとって交通インフラとして欠かせない持続可能なサービスとしていくことで、移動の観点から地方創生活動をサポートしていきます。
『森吉山シャトル』運行概要

※2024年12月26日(木)時点。内容が変更となる可能性があります。詳細はサービスサイトをご確認ください。
北秋田市長 津谷永光 コメント
 北秋田市では、株式会社NearMe様の協力をいただき、昨年度から森吉山観光の足となる乗合タクシー「森吉山シャトル」のオンライン予約化や多言語対応に取り組んでまいりました。このたび、これまでの秋田内陸線阿仁合駅と森吉山阿仁スキー場を結ぶコースに加え、JR鷹ノ巣駅及び大館能代空港とスキー場をダイレクトに結ぶコースについてもオンライン予約が可能となりました。これにより、新幹線や航空機でスキー場を訪れるお客様のアクセスが更に改善されたほか、予約サイトは、英語及び中文繁体字にも対応し、インバウンドの利便性向上も図られております。世界的にも希少な森吉山の樹氷をたくさんの方々からご覧いただき、広く国内外に本市の素晴らしさを伝えてまいります。

株式会社NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎 コメント
 このたび、北秋田市とともに運行している『森吉山シャトル』の取り組みを拡大できることを大変うれしく思います。地方では特に移動を担う人材の不足が大きな問題となっています。その中で、タクシー1台あたりの乗車人数を増やすことによって輸送量を高める「NearMe」の“シェア乗り”サービスを通じた、効率的な移動インフラを構築することで移動課題の解決をしていきます。また、事前予約、多言語対応、オンライン決済によってインバウンド需要への対応を見据えたサービス設計とすることで、よりスムーズにサービスを利用してもらうことを目指していきます。ニアミーは引き続き、全国各地に存在している移動を解決するだけでなく、インバウンドを起点とした地域活性化にも貢献をしていきたいと考えています。

「NearMe」について
「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型のエアポートシャトルサービスは、2019年8月のサービス開始よりこれまで延べ90万以上※1の方々にご利用いただいています。 現在は、羽田空港、成田空港をはじめ全国16の空港※2(成田国際・中部国際(セントレア)・関西国際・大阪国際(伊丹)・東京国際(羽田)・新千歳・福岡・北九州・那覇・旭川・帯広・青森・仙台・静岡・南紀白浜・徳島)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。
その他にも、スポーツ観戦における移動をスムーズにし、スタジアム周辺の渋滞によるCO2排出や排気ガスによる環境問題、交通事故など様々な地域課題解決を目指した『スタジアムシェアタクシー』※3や、秋田県美郷町の観光二次交通の課題解消を目指した『ミズモシャトル』※3、高齢者の移動支援サービスのAIデマンドシステムとして採用された山形市の「金井地区モデル事業(かなみちゃんタクシー)」など、地域ごとの交通課題解消を目指した様々な実証事業を行っています。
※1 2024年10月時点。
※2 2024年4月時点。旭川空港、帯広空港、仙台空港、静岡空港は貸切送迎サービスのみ。
※3 実証事業は終了しています。

■自治体版ライドシェア/日本版ライドシェアに関するお問合せフォーム
https://forms.gle/86crBvCKjcKqaLze9

会社概要


会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 高原幸一郎
設立  :2017年7月18日
URL :https://nearme.jp/



移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、まずは、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。
2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を確立。この技術を活用し、不特定多数ではなく少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)の『「すごいベンチャー100」2023年最新版』、日経クロストレンド(発行:日経BP社)の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2023 Japan」では、447.8%の収益(売上高)成長を記録して9位を受賞。

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