使用済み竹割り箸約18,000本を再利用した家具を大手情報・通信企業様に納入

2025/09/20  株式会社 TerrUP 

京都発の竹割り箸をインテリア家具に再生する株式会社TerrUP、企業向けSDGs対応型インテリアで新たな展開へ


施設内の休憩スペースに導入されたラウンドテーブル

概要

株式会社TerrUP(本社:京都府京都市、代表取締役:村上勇一)は、使用済み竹割り箸を再利用して製造したラウンドテーブル(900Φ)4台とアルコール噴射機スタンド1台を、大手情報・通信企業様の施設内納入いたしました。本プロジェクトでは、約18,000本の竹割り箸を回収・アップサイクル。企業向けオフィスインテリアとして採用されたことは、TerrUPにとって大きな転機であり、今後の事業拡大とサステナブルな社会実現に向けた第一歩となります。


割り箸の断面が特徴的なラウンドテーブル

アルコール噴射機のスタンド

プロジェクトのポイント

納入先:大手情報・通信企業
国内有数の情報・通信企業に、初めてTerrUP製家具が採用されました。企業のSDGs方針との親和性が評価されました。

再利用した竹割り箸:約18,000本
飲食店やホテルから回収された竹割り箸を、独自の加工技術により素材化し、美しく堅牢な家具に再生。

納入物:ラウンドテーブル4台、アルコール噴射機スタンド1台
オフィス空間に調和する洗練されたデザインと、環境負荷の少ない素材使用が評価されました。

サステナブルとデザインの融合
一見して竹割り箸とは思えない高いデザイン性と、手仕事による仕上げが特徴。造作家具製造を手がける地元京都府内の職人との協業もポイント。塗装に使う塗料も試作を重ね最適な塗装方法で商品を仕上げた。


製作風景

回収された使用済み竹割り箸


担当者コメント

「今回の企業様への納入は、当社の“社会の廃材に新たな価値を吹き込む”というビジョンに共感いただいたことが背景にあります。再利用素材でも、ここまで美しい家具ができる。その実例として、多くの企業様に知っていただきたいと考えています。」
── 株式会社TerrUP 村上勇一

企業概要

会社名:株式会社TerrUP
代表取締役:村上勇一
所在地:京都府京都市南区東九条室町10
メール:info@terrup.jp
URL:https://corp.terrup.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/waribashi_designer/

TAKEZEN TABLEについて
京都発のアップサイクルメーカー、株式会社TerrUPが提供する竹割り箸を再利用したアップサイクルテーブル。国内で年間約43億膳廃棄される竹割り箸を有効活用しようと開発されました。割り箸には木製・竹製の2種類があり、木製割り箸は紙などに再利用されますが、竹製は紙の原料になるチップにすることができず、繊維が残ってしまうという問題から再利用することが難しいとされています。この問題を解決するために生まれたのがTAKEZEN TABLEです。

TerrUPについて
「TerrUP」(読み方:テラップ)には、地球「Terra(ラテン語)」を自分たちの手でより良い方向へアップデート「Update(英語)」するという思いを込めました。「地球をアップデートする」というコンセプトのもと、新しいビジネス、そしてそこから生まれる商品で地球をよりよくしていくことをパーパスとして事業を展開していきます。

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