多文化共生プロジェクト:ゴミの分別における課題を解決するための提言書を中区役所に提出~名古屋市の多文化共生に向けた学生たちの挑戦~

2025/09/30  公益社団法人 名古屋青年会議所 

外国人住民のゴミ分別支援に関する提言書をとりまとめ、2025年10月1日(水)13:00~、中区役所にて、学生代表らと共に中区長へ提出します。

公益社団法人名古屋青年会議所は、外国人住民との共生社会の実現に向けて、名古屋市内の大学生と協働し、地域課題に取り組む実践型プロジェクトを2025年4月から実施してきました。

この度、その最終成果として、外国人住民のゴミ分別支援に関する提言書をとりまとめ、2025年10月1日(水)13:00~14:30、中区役所 第1会議室にて、学生代表らと共に中区長へ正式に提出いたします。

背景と目的

多種多様な人々が住まう名古屋のまちは、外国人住民と日本人が友好に交流できる場が少なく、多文化との共生ができていない現状があります。互いの文化や価値観を尊重し、誰もが安心して暮らせる持続可能な多文化共生社会を実現するために、まずは日本人の多文化共生に対する意識を変革すること目的とし当事業をスタートしました。

参加学生が主体となり、名古屋市の中でも特に外国人住民数が多い新栄学区を中心に"多文化共生に係るアンケート調査(日本語・英語)”を実施。結果、約7割の外国人住民が「ゴミの捨て方・分別方法がわからない」と回答しました。

これを受け、学生たちは名古屋市中環境事業所や地域住民へのヒアリング、試験的なゴミ分別イベントの実施を経て、体験型で楽しく学べる多言語支援施策をまとめた提言書を完成させました。


第1回事業~中区役所 地域力推進課によるご講演~

第2回、第5回事業~ますだ裕二氏によるご講演~

フィールドワーク実施風景


提言書の主な内容
1. 体験型ゴミ分別イベントの実施
 → 色分けされたゴミ箱とピクトグラムを用いた参加型イベント。直感的な理解と記憶定着が狙い。
2. 多言語ガイドブックの配布
 → 名古屋市のゴミルールをイラスト付きで解説。主要言語に対応。

取材・掲載のお願い
提言提出当日は、学生たちが直接区長へ説明を行い、プロジェクトの意義や今後の想いを語る貴重な機会となります。
ぜひ取材・掲載をご検討ください。

お問い合わせ
担当:多様性都市NAGOYA構築委員会
委員長 平岡勇治

▼名古屋青年会議所公式HPはこちら
https://nagoyajc.or.jp/

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