インフルエンザ予防接種、約7割が「受けない」または「毎年打っていない」と回答!“お金・面倒・副反応”が三大理由、接種の価値観は二極化の傾向

2025/12/15  株式会社 ファーストイノベーション 

一方で「家族のため」「職場で必須」といった明確な動機も多数派に

株式会社ファーストイノベーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:木ノ根雄志、以下ファーストイノベーション)は、運営メディア「SES Plus」において「インフルエンザ予防接種に関する実態調査2025」を実施しました。本調査では、SNSを通じて150名のユーザーから得たデータをもとに、2025年のインフルエンザ予防接種に対する実態と意識の傾向を分析いたしました。





本年の調査では、「インフルエンザ予防接種を受ける予定がない」あるいは「毎年受けていない」と回答した層が全体の約70%にのぼることが判明しました。一方で、「家族のため」「職場・学校での必須事項」などを理由に接種を予定・実施している層も一定数存在し、接種に対する価値観の“二極化”が浮き彫りとなっています。

調査概要
調査名:インフルエンザ予防接種に関する実態調査2025
実施期間:2025年10月31日~11月3日
調査方法:SNS上でのアンケート収集
有効回答数:150件
性別構成:男性 約55%/女性 約42%/無回答 約3%
年代:10代~60代以上(主に30~50代中心)

インフルエンザワクチン、2025年の接種状況
毎年受けていない:42%
受けない予定:22%
これから受ける予定:24%
すでに受けた:6%
まだ迷っている:6%

受ける理由TOP3
家族・子どものため
職場・学校で必須だから
毎年なんとなく受けている


30~40代を中心に、家族や子どもの健康を守る目的で接種を選ぶ傾向が見られました。また、職場・学校での規定による“制度的接種”も多くの回答に挙がっています。
受けない理由TOP3
お金がもったいない
病院に行くのが面倒
効果をあまり感じない


特に20~40代では「家族全員分の接種費用が大きな負担」とする声が多く、コストと手間が最大のハードルとして挙げられました。また、過去の体験をもとに「毎年打ってもかかる」とする実感も根強いようです。

毎年受けていない派では「健康に自信がある」「副反応が怖い」といった理由が目立ち、これまでの経験が接種判断に影響していることがうかがえます。
まだ迷っている層では、「必要性を判断できない」「効果がよく分からない」といった曖昧な理由が多く、特に40代女性に迷いが多い傾向が見られました。

年代・性別でみる傾向
20~30代:コスト重視の「受けない派」が多い
40~50代:家族のために受ける vs 面倒で受けない、意見が二極化
60代以上:
受ける派:「健康意識」や「持病対策」が理由
受けない派:「効果を信じていない」「持病で接種できない」など明確な理由
性別では、男性は「面倒」「効果への疑念」が多く、女性は「副反応への不安」や「家族のための接種」が多く見られました。

2025年のインフルエンザ予防接種に関する調査からは、「受けない人」+「毎年受けていない人」が約70%を占める一方で、明確な目的や制度的要請に基づいて接種を選ぶ層も存在し、接種に対する判断が個人の価値観に委ねられていることが明らかになりました。
SES Plusでは、今後も生活者のリアルな声を継続的に調査・発信し、社会課題やトレンドの可視化に努めてまいります。

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株式会社ファーストイノベーション 会社概要
社名:株式会社ファーストイノベーション
所在地:東京都中央区晴海3-13-1 DEUX TOURS EASTタワー52F
代表者:代表取締役社長 木ノ根雄志
事業内容:クリエイティブ事業/プロモーション事業/マーケティング事業/ソリューション事業/地方創生事業
公式サイト:https://www.f-innovations.co.jp/

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