葬式のサクラバイトに参加することになった主人公。棺桶の横に佇む人々から、故人との思い出をひとつずつ聞いていくことにするが、この葬儀、なにかがおかしいーー。
くるむあくむ氏の最新作『集団葬儀』が12月11日に講談社より発売した。
同氏は「或るバイトを募集しています」シリーズ(KADOKAWA)、『くらい家』(興陽館)といった書籍のみならず、漫画原作「N」シリーズ(作画:にことがめ/KADOKAWA)や映画『OO式』の脚本などを手掛けるホラーモキュメンタリー作家。
本作は、葬式のサクラバイトに参加することになった主人公が、おかしな儀式に巻き込まれていく、本格的な長編である。
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さらに、作品世界の追体験ができる「集団葬儀」展示も開催中。
本展示は主人公が体験する“奇妙な葬儀会場”を現実空間で再現したものである。来場者は会場に並ぶ複数の棺桶を眺め、故人に起こった出来事を追想することができる。
開催日時:2025年12月12日(金)~25日(木)11:00~20:00
※最終日は17:00迄
場所:マーチエキュート神田万世橋

なお、式場の様子はYouTubeでライブ配信される。

ライブ配信リンクはこちら↑
※この体験は、講談社から出版される書籍『集団葬儀』に関する、株式会社灯白社主催のプロモーションイベントです。
――会場にいる全ての故人に挨拶をしてきてください。
その日は大雨で、客の入りがほとんどない、いわゆる楽なシフトの日だった。
先輩から変わった日払いのバイトを教えてもらった主人公は、好奇心を刺激され、
「葬式に行って会場内の全ての故人に挨拶をする」ことにする。
会場には年齢も性別も死因もバラバラな複数の棺桶が並んでいた。
主人公は棺桶の横に佇む人々から、故人との思い出をひとつずつ聞いていくが、
残された人々の様子はおかしく、故人にはなにやら共通項があるような――。
くるむあくむ
SNSとYouTubeにて活動しているホラー作家。著作に「或るバイトを募集しています」シリーズ(KADOKAWA)、『くらい家』(興陽館)、漫画原作を担当する「N」シリーズ(作画:にことがめ/KADOKAWA)がある。映画『OO式』の脚本も務める。
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@kurumuakumu