「理系は増えるべき」7割、一方で「忙しそう・男性が多そう」のイメージ強い結果に ~高校生3,104人 理系へのイメージ調査~

2025/12/16  スタディプラス 株式会社 

スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)のStudyplusトレンド研究所は、2025年12月2日(火)から12月4日(木)にかけて学習管理アプリ「Studyplus」上で「理系に対するイメージ調査」を実施、3,104名から回答を得ました。本調査は、高校生自身が周囲の環境や経済事情にとらわれず、「学びたいこと」を主体的に追求できる環境づくりを目指し、文理選択の実態と課題を明らかにするために実施したものです。

               「理系に対するイメージ調査」トピックス



本調査の概要
- 調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(高校1,2年生)
- 回答者  :3,104名
- 【属性分類】高校1年生1,450名(女子980名・男子429名・答えたくない41名)、高校2年生 1,647名(女子1,040名・男子562名・答えたくない44名)、その他8名
- 調査方法: 学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。
- 調査時期 : 2025年12月2日~12月4日
※本リリースにおけるデータは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。また複数回答可の設問では、各選択肢の数値は、全体の回答者数に対する割合を示しています。1人が複数の選択肢を選べるため、選択肢の合計が100%を超える場合があります。



本調査結果の詳細は、Studyplusトレンド研究所の公式サイトで紹介しています。
https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20251216


■ トピックス1.【文理選択の決め手】「理系」が苦手だから「文系」は20.5%、その逆は3.5%
文理選択の決め手になったことを文理で分けて分析すると「将来なりたい職業があるから」は理系が48.2%で、文系より22.2ポイント高くなりました。一方、「苦手だから(選ばなかった科目が)」は文系の生徒が20.5%選んでおり、理系と17ポイントの差が出ました。



■ トピックス2.【国内で理系は増えるべきか】「はい」66.9%、「いいえ」33.1%
国内で理系は増えるべきと思っている人は66.9%となりました。



また、理系のキャリアは活躍しやすいと考えている割合は男性が女性より約13ポイント高くなりました。



理系へのイメージについて
「勉強や研究が忙しそう」が8割、「男性が多そう」が7割となりました。次に多かったのが、「就職に強そう」と「生涯年収が高そう」で6割、「お金がかかりそう」「将来の選択肢が広がりそう」は5割となりました。



■ トピックス3.【文理選択】経済的な心配がなくなったら別の選択をしたか
「学費は関係ない」80.1%、「迷ったと思う」15.2%「別の専攻を選んでいた可能性が高い」3.1%「間違いなく別の専攻を選んでいた」1.5%となりました。



その他、文理選択や理系・文系に対するイメージについて自由記述で回答してもらいました。一部ご紹介します。

※高校生が記述した原文で記載しています


※高校生が記述した原文で記載しています


「文理選択や理系文系に対する意見」のその他回答、「理系に進むことに反対した人はいたか」「理系のキャリアについての自由回答」などは完全版でご覧いただけます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe5X3GXkIqLrE8IU-UtmGFoOWwOc0UwuvpehSS-NIeELyediw/viewform?usp=header


■ Studyplusトレンド研究所 まとめ

調査の結果、国内で「理系人材は増えるべき」と考える高校生が約7割に達する一方、「理系への進学=多忙・男性が多そう・お金がかかりそう」というイメージがあることが明らかになりました。理系への苦手意識から文系を選択する生徒も一部みられましたが、本来は、文系・理系といった枠組みや経済的な事情に縛られず、自身の志向に沿った選択ができることが理想だと考えます。

先週のノーベル賞授賞式での、10年ぶりとなる化学賞と生理学・医学賞の同時受賞は、多くの高校生にとって科学分野への関心や学習意欲を高める契機になったと思われます。将来ありたい姿に添った学びを続けられる人が一人でも増えるような社会を目指して、我々も支援を続けていきたいと考えています。

■学習管理アプリ「Studyplus」概要
「Studyplus」は、日々の勉強記録を可視化し、学習者同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリです。
学習モチベーションの維持向上をサポートするとともに、志望校や目標、将来の夢に関する情報を提供し、未来の選択肢を広げます。
累計会員数1,000万人以上、大学受験生の2人に1人以上が利用しています。
https://www.studyplus.jp/

※アプリダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id505410049
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studyplus.android.app

■「Studyplusトレンド研究所」概要
「Studyplusトレンド研究所」は、日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーを通じて、次代を担う若者の「いま」を見つめるための研究所です。
若者の学校生活や学習・受験といった側面から、好きなアーティストや消費行動といった生活者の側面まで、これからの新しい時代の「トレンド」を研究していきます。
https://www.trend-lab.studyplus.jp/

■スタディプラス株式会社 概要
- 所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階
- 代表取締役:廣瀬高志
- 事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、若年層向けマーケティングソリューション「Studyplus Ads」、教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」の提供
- 設立:2010年5月20日

https://info.studyplus.co.jp/

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