~もらう総額は「1~2万円」が最多。もらい方では現金派が圧倒的多数も、キャッシュレスや銀行振り込み、プリペイドカードなど多様化~
【コロコロコミック研究所(ラボラトリー)】 http://corocorolab.com/
株式会社小学館は、男子小学生向けマンガ雑誌『月刊コロコロコミック』(以下『コロコロコミック』)で1977年の創刊以来続けている読者アンケートのデータをもとに、小学生のリアルをレポートおよび分析するプロジェクト『コロコロコミック研究所』を発足しています。
このたび『コロコロコミック研究所』では、男子小学生を中心とした読者を対象に「お年玉・投資」に関するアンケート調査を実施。お年玉の受け取り方、使える金額、使い道、投資・NISAを知っているかなどについて調査した結果を、『コロコロコミック研究所』 所長・小林浩一の分析とともに紹介します。
・もらう総額は「1万1円~2万円」、自由に使えるのは「3,001円~5,000円」が最多。
・もらい方にも変化。現金派が圧倒的多数も、キャッシュレスや銀行振り込み、プリペイドカードなども。
・お年玉を「使う」より「増やす」ことに興味があるのが過半数。「投資・NISA」という言葉も約4人に1人が認知
・お年玉の使い方の1位は「貯金」。購入品では『ベイブレード X』や『ポケモンカード』が人気
コロコロコミックでは毎年、小学生を対象に「お年玉はいくらもらいましたか?」という質問を実施しています。今年の調査では、子どもたちのもらう金額だけでなく使える金額の傾向まで明らかになりました。

小学生がもらうお年玉の金額は「1万1円~2万円」が最も多く、全体の約3割を占めました。続いて「5,001円~1万円」が約19%、「2万1円~3万円」が約18%という結果となっており、昨年までの傾向と比べても、もらう金額の中心はおよそ1万円前後で安定していることがうかがえます。

また、もらったお年玉で使っていい金額については、「3,001円~5,000円」(25.7%)が最も多く、次いで「1,001円~3,000円」(20.6%)、「5,001円~1万円」(19.3%)となりました。5,000円以内と答えた小学生は合計67.1%とおよそ7割を占め、多くの家庭において、子どもの金銭の使い方に対して一定の自立を促しつつも、適切な範囲での制限を設けている実態がうかがえます。さらに、10%以上が0円と回答しており、すべて貯金などに回す家庭も一定数存在することがわかりました。

「お年玉は何でもらいましたか?」という質問に対し、「現金」が97.2%と圧倒的多数を占めました。一方で「PayPayなどのスマホのお金」(0.3%)や「銀行振込」(1.8%)といった受け取り方、「商品券(図書カード、QUOカードなど)」(5.1%)など、家庭ごとの多様な受け取り方の実態も浮かび上がりました。

近年、投資への関心が高まる中で、「おうちの人から『投資』や『NISA』という言葉を聞いたことがありますか?」と質問したところ、約5人に1人が『聞いたことがある』(23.7%)と回答しました。また、「聞いたことはあるが、意味はよく知らない」(18.0%)を合わせると、41.7%の子どもがすでに金融に関する言葉に触れていることが明らかになりました。
この背景には、親世代からの影響や、学校での金融教育の普及などが考えられ、子どもたちが日常生活の中で少しずつ金融への理解を深めつつあることがうかがえます。

「お年玉を『使う』のではなく、『増やす』ことに興味はありますか?」という質問に対しては、「少し興味がある」(36.0%)、「すごく興味がある」(24.6%)を合わせて、全体の60.6%が肯定的な回答を示し、投資という選択肢に興味をもつ可能性がある子どもの存在が明らかになりました。

小学生のお年玉の使い道についても調査しました。その結果、1位は「貯金」で、子どもたちがお金を計画的に管理する意識が高いことがうかがえました。
続いて、憧れのホビーや遊びに使うケースも多く、2位は「ベイブレード X」、3位は「コロコロコミック」、4位は「ポケモンカード」となりました。また、5位は「クレーンゲーム」で、チャレンジ感のある遊びにお年玉を使う子どもも少なくないことがわかりました。
【調査概要】
『コロコロコミック研究所』アンケート
「もらったお年玉の金額」「お年玉の使い道」
・調査期間:2025年6月13日~7月14日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:998
・調査方法:雑誌のハガキアンケート
「もらったお年玉で使っていい金額」、「お年玉のもらい方」、「投資・NISAは聞いたことある?」、「お年玉を『使う』より『増やす』ことに興味がある?」
・調査期間:2025年10月15日~11月13日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:777
・調査方法:WEBアンケート
プロフィール
地方創生の企画やふるさと納税の返礼品をプロデュース。
マンガ配信サービス『週刊コロコロコミック』などの立ち上げに携わる。
YouTubeの公式認証資格「YouTubeCertified」を保有。
このたび新プロジェクト『コロコロコミック研究所』所長に就任。
企業や自治体へのコンサルティング活動などを通じ、出版物という枠を飛び越えて、
コロコロだからこそできる新価値の創造にチャレンジする。
この編集者が手がけた地方創生企画はこちら
https://www.corocorososei.com/
コメント
今回の調査では、小学生たちが「使って終わりのお金」ではなく、「自分で育てるお金」に目を向け始めている姿が浮かび上がりました。家庭の会話や授業の中でNISAといった言葉に触れる機会が増え、お金の仕組みを前向きに学ぼうとする空気が確実に広がっています。その一方で、好きなホビーへの投資や推し活も全力で楽しむ――そんな「未来の自分への投資」と「今のワクワク」を両立させる、コロコロ読者らしい感性も健在です。コロコロコミック研究所は、子どもたちのこうしたリアルな変化を丁寧に拾い上げ、遊びと金融のちょうどいい関係を社会に提案していきます。

『コロコロコミック』は1977年の創刊以来、男子小学生のバイブルとして愛され続け、平均月間発行部数は脅威の30万部(対象は約150万人なので、ペイドメディアとしては脅威の約20%にリーチ!)という、圧倒的なホビー&エンタメ情報&おもしろマンガ雑誌としての地位をいまなお確立しています。『コロコロコミック』のコンテンツ力と読者のガッツなパワーを活かした、より面白くより新しい企画をご提案していきたい!そんな思いから、2024年7月号で記念すべき創刊555号を迎えたタイミングでプロジェクトを発足する運びとなりました。今後は、今まで以上にコロコロコミック読者のリアルな声を誌面の企画づくりをはじめ、すでに始まっている地方創生やエデュテイメイント分野などのお取り組みを皮切りに、新鮮味あふれるコラボレーションにも繋げていきます。
これらの読者のリアルな声と、長年培ってきたエンタメ創出力を活かし、私たちは企業・自治体・クリエイターの皆様と新しい価値を創造したいと考えております。『コロコロコミック』では、貴社のプロダクトやサービスを子どもたちの「夢中」に変えるための、具体的なプロモーション展開が可能です。
<お取り組み例>
・マンガタイアップ/新IP制作
読者の心を掴むストーリーとキャラクターを創出し、商品・サービスを深く訴求します。タイアップ連載の実績が豊富な編集部が、貴社IPのコミカライズやオリジナルキャラクター制作をサポートします。
・リアルイベントとの連動
全国の小学生が集う「コロコロ魂フェスティバル」や日本縦断イベント「コロツアー」などのイベントを通じて、商品への超特大の感動と熱量を、子どもたちとそのご家族にダイレクトに伝えることができます。
・人気IPとのタイアップ
「ブラックチャンネル」「運命の巻戻士」「でんぢゃらすじ~さん」など、『コロコロコミック』が誇る人気オリジナルIPとのコラボレーションも可能です。
<協業に関するお問い合わせ先>
『コロコロコミック研究所』のデータや、具体的なプロモーション・タイアップ企画についてご興味をお持ちいただけましたら、下記までお気軽にご連絡ください。
株式会社小学館 メディアビジネス局IP企画営業室
夏目毅:t.natsume@mail.shogakukan.co.jp
赤木花:akaki87@mail.shogakukan.co.jp
TEL:03-3230-5366
媒体資料URL:
https://adpocket.shogakukan.co.jp/media/corocoro/
月刊コロコロコミック 毎月15日発売
■コロコロコミック公式HP「コロコロオンライン」
新作マンガとホビー&ゲームのニュースを毎日無料で365日配信!!
コロコロ編集部が運営する総合エンタメサイト!!
https://corocoro.jp/
■WEBマンガサイト「週刊コロコロコミック」
週刊どころか日刊!? マンガを無料で毎朝10時に配信!
話題のオリジナル作品も多数連載中!
https://corocoro.jp/manga/
***********************
『月刊コロコロコミック』1月号
特別価格770円(税込)
2025年12月12日(金) 発売 ※地域により発売日が異なります。
***********************
