最新のAI駆動型モビリティソリューションとPhysical AI技術を世界最大級のテクノロジーイベントCES 2026に出展

2025/12/18  富士通 株式会社 

当社は、2026年1月6日(火曜日)から1月9日(金曜日)まで米国ネバダ州ラスベガスで開催される、世界最大級のテクノロジーイベントCES 2026において、社会課題を起点とする事業モデル「Uvance」から提供する、モビリティをテーマとしたオファリングを展示します。また、複雑な現実世界を理解したAIであるPhysical AI技術の最新成果も展示します。

当社は、ラスベガス・コンベンション・センター(以下、LVCC)ノースホール9317番の当社ブースにてPhysical AI技術の展示を行うほか、LVCCウエストホール4099番のAmazonブースにて、「Uvance」から提供するデータとAIを活用した次世代モビリティの取り組みを、Amazon Web Services(以下、AWS)と共同で展示します。

「Uvance」のオファリング展示では、Software Defined Vehicle(注1)(以下、SDV)を軸に、データとAIを活用した次世代モビリティへの進化を紹介します。AIによるセキュアで高品質なSDV開発を支援する技術、車両を動くセンサーとして都市の安心・安全を支えるリアルタイム解析、さらに人や社会の複雑な動きを行動経済学とAIで再現するソーシャルデジタルツイン(TM)(注2)を活用した渋滞緩和のための交通施策のシミュレーションなど、経済性と安全性の両立に向けた取り組みを展示します。当社ではAWSとモビリティ領域における戦略的協業をグローバルに推進しており、今回新たな取り組みの1つとしてAmazonブースでの共同展示を行います。

Physical AI技術の展示では、最新成果として空間World Model技術(以下、本技術)を展示します。本技術は、当社の強みであるコンピュータビジョン技術をベースに、人とロボットの相互作用を予測できる技術であり、空間内の人・ロボット・物体の未来の状態を予測して、従来では困難であった人とロボットの協調動作、複数ロボット間の最適な協調動作を実現した技術です。応用例として、本技術を用いて複数のロボットが協調して人の見守りを行うライブデモを実施します。

注釈
- 注1 Software Defined Vehicle:ローコード開発やOTAリプログラミング、サイバーセキュリティ対策などのサービスを含む、コネクテッドカーやSDV向けのオファリング
- 注2 ソーシャルデジタルツイン:実世界のデータをもとに、人や物の状態だけでなく、経済・社会の活動をまるごとデジタルに再現することで、社会の実態や問題発生のメカニズムを把握すると共に、多様で複雑化する課題の解決に向けた施策立案などを支援する技術群


関連リンク
- 人とロボットが共存・協働する未来を拓く 空間World Model技術を開発(2025年12月2日プレスリリース)
- 富士通、AWSとのグローバルな戦略的協業契約を拡大し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを加速(2024年12月2日プレスリリース)
- Converging Technologies:先端デジタル技術と人文・社会科学の知見で複雑かつ多様な社会課題を解決(Fujitsu Research Portal)


当社のSDGsへの貢献について


2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。




本件が貢献を目指す主なSDGs

本件に関するお問い合わせ
富士通株式会社
お問い合わせフォーム
当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

他の画像

関連業界

情報・通信業界のニュース