
研修のスタイルにとらわれない企業向け人材育成サービスを提供する株式会社LDcube(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新井澄人、以下「当社」)は、めまぐるしい環境変化の中、人事ご担当者さま、経営者さまへ2023年、2024年に引き続き、2025年も同時期に3回目の「ポスト・コロナの人材育成施策の実態」について広く調査しました。
結果として、
「67%の組織が人材育成施策の効果を感じられていない」「3年連続で6割を超える組織で人材育成施策の効果を感じられていない」ことが分かりました。それと同時に、研修の実施スタイルについては
「集合研修スタイルが33%で最多」という結果となりました。感染症も落ち着き、
集合研修で人材育成を実施することが、またスタンダードに戻ってきていることなどが推察されます。
人材育成施策の効果を感じられるようにするための鍵は、受講者の行動変容を促す研修設計です。そのために、
集合研修といった従来のスタンダートな研修スタイルにこだわらず、オンライン学習やデジタル学習を組み合わせ、真に効果のある学びを促す研修設計をすることが重要です。
当社では、そのような人材育成施策で効果を感じられていない経営者や人事ご担当者の方に貢献すべく、「10分でまるごと理解!オンライン学習の効果的な活用」を無料公開しましたので、お知らせします。
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◆当社が行った調査の概要
アンケート名称:「ポスト・コロナの人財育成施策の実態」に関するアンケート(3年目)
- 調査主体:株式会社LDcube(調査委託:ProFuture株式会社)
- 調査期間:2025/6/20~7/3
- 調査方法:WEBアンケート
- 調査対象:人事・人財育成ご責任者・担当者さま
- 有効回答:186件
1.「67%の組織が人財育成施策の効果を感じられていない」
(現在の人財育成施策の効果について教えてください。)
「現在の人財育成施策の効果について教えてください」という質問に対し、『効果が出ていると感じる』9%、『効果が少し出ていると感じる』24%、『どちらとも言えない』44%、『効果があまり出ていないと感じる』15%、『効果が出ていないと感じる』8%という結果になりました。
どちらとも言えない・効果があまり出ていないと感じる・効果が出ていないという回答を合算すると67%の組織で効果を感じられていないという結果となりました。人財育成施策について見直す必要が出てきている課題が明らかになりました。
2.「3年連続で6割を超える組織で人財育成施策の効果を感じられていない」

2023年の調査では、67%の組織が効果を感じられていないという実態が明らかになりました。2024年においてもその数字は65%とほとんど変化が見られず、2025年には再び67%となり、改善の兆しは見られませんでした。
3年間の調査を通じて、「効果を感じられないまま続けている」ことが大きな課題として浮き彫りになりました。効果が感じられないのであれば、PDCAを回すなどして改善を図るべきですが、実態として効果を感じられないまま施策を続けてしまっている可能性があります。これは、人材育成の効果について「問題不感症」になってしまっていることが懸念されます。
3.「研修の実施スタイルは集合研修が回復基調である」
(貴社ではどのようなスタイルで人材育成施策を実施していますか?)

コロナ禍でオンライン研修が普及しましたが、ポスト・コロナとなり、集合研修が回復基調にあり、
集合研修スタイルが33%で1番多い回答となりました。2023年度から2024年度にかけて集合研修が増加傾向にあり、2024年度から2025年度にかけてはほぼ横ばいでした。感染症も落ち着き、
集合研修で人材育成を実施することが、またスタンダードに戻ってきていることなどが推察されます。
次に多かったのが、集合研修、オンライン研修、eラーニングの併用です。23%の組織がこのように回答しており、2024年度と比較して増加傾向となりました。集合・オンラインの研修スタイルとeラーニングには、それぞれにメリット・デメリットがあります。
3つのスタイルを効果的に組み合わせることで、学びの定着と職場実践につながります。互いの良さを最大限に生かして、育成プログラムを設計することが重要です。
※調査結果の詳細は下記をご覧ください。
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◆「10分でまるごと理解!オンライン学習の効果的な活用」概要
働き方改革やコロナ禍でのテレワーク(在宅勤務)の普及などの影響を受け、企業の人材育成ではオンライン学習への注目が急速に高まっています。しかし、「オンライン学習を導入したいが、どこから始めればよいかわからない」「オンライン研修で本当に効果的な人材育成ができるのか不安」といった声も多く聞かれます。
本書では、オンライン学習の基本概念から導入メリット、デメリットとその解決策、そして成功させるための設計ポイントまで、具体的に紹介した資料です。
<この資料でわかること>
- オンライン学習のメリットとデメリット
- オンライン学習の設計ポイント
- テーマ別研修のオンライン学習のポイント
<こんな方におすすめ>
- 人事・人材育成担当者
- 研修の効果をあげたい研修企画担当者
- オンライン学習の効果に課題感のある方
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◆「10分でまるごと理解!オンライン学習の効果的な活用」目次
1章 オンライン学習が注目される背景
2章 オンライン学習とは?
3章 オンライン学習導入のメリット
4章 オンライン学習のデメリットと対策
5章 オンライン学習の設計ポイント
6章 テーマ別研修でのオンライン学習のポイント
新入社員研修
マネジメント研修
営業研修
リーダーシップ研修
レジリエンス研修
◆株式会社LDcubeからのメッセージ
LDcubeは、お客さまの成長のため、時代に合わせて多様なツールを活用しながら、
人材開発・組織開発の課題解決をサポートするプロフェッショナル集団です。
60年以上、支援してきた知見を生かして、末永く伴走します。
LDcubeは、人材育成のために効果的な学習環境を構築するため、多岐にわたる支援を行っております。外部講師が実施する研修プログラムを、社内トレーナーが担当できるようなサポートやプラットフォームを活用した企業内大学の運用支援なども行っています。
人材育成施策は実施して終わりではなく、研修受講者の「行動変容」を経由して会社の業績向上につなげることが大切です。そのためにはフォローアップが欠かせません。社内トレーナーというリソースやプラットフォームなどのツールを効果的に活用することで細かなフォローアップを実現することが可能です。
LDcubeは、研修スタイルなどの方法論にこだわらず、お客さまと伴走し、お客さま組織の人材育成に貢献していきたいと考えています。
今回のテーマであるオンライン学習では、インターネットを介してどこからでも教材にアクセスでき、個々のライフスタイルに合わせた学習が可能です。これにより移動の手間が省け、実際の学習により多くの時間を充てることが可能となります。また、デジタル技術を活用した学習管理システムにより個別の学習履歴が記録され、効果的に学びを進められます。特に、インタラクティブなコンテンツや、世界的に著名なMBA教授陣による講義を通じて、質の高い学びが実現します。さらに、地理的な制約を乗り越えてあらゆる拠点の社員に同一の教育を施せるため、組織全体のスキル向上にも寄与します。
株式会社LDcubeはCrossKnowledgeの日本国内の公式パートナーとしてLMSやeラーニング・マイクロラーニングなどの提供を行っています。無料のデモID発行や体験会、活用事例・導入事例の紹介、料金の案内なども行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
会 社 名 :株式会社LDcube
所 在 地 :〒101-0029 東京都千代田区神田相生町1番地 秋葉原センタープレイスビル
代 表 :代表取締役社長 新井 澄人
設 立 :2023年4月3日
株 主 :株式会社ビジネスコンサルタント
資 本 金 :3,000万円
事業内容 :組織の活性化、人材育成ならびに営業強化のための各プロダクト並びに関連サービスの販売・提供
WEBサイト:
https://ldcube.jp/
本件に関する問い合わせ先 株式会社LDcube WEBサイト関連担当
電話:03-3525-7002
電子メール:info@ldcube.co.jp
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