ソニーネットワークコミュニケーションズ、ARアドバンストテクノロジと連携ファンマーケティング領域におけるAIエージェント構築支援サービスを開始

2026/02/18  ソニーネットワークコミュニケーションズ 株式会社 

「ファンマーケティング支援ソリューション」のサービスを拡張し、提供

 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、ARアドバンストテクノロジ株式会社と連携し、ファンマーケティング領域において自律的にタスクを実行するAIエージェントの構築支援サービスを2月18日より開始します。
本サービスは、マーケティング業務の実務負荷の軽減と意思決定の高度化を目的としており、当社が昨年12月よりサービスを開始した「ファンマーケティング支援ソリューション」を通じて、提供します。

今回共同で提供を進めるAIエージェント構築支援サービスは、各企業のニーズに応じたAIエージェントの構築支援とコンサルティング、PoCの実施支援を行います。AIエージェントの想定している機能として、以下の“6つのコア機能”を柱とし、各企業のニーズに沿って機能を構築します。

- インサイト機能
多言語のSNSやレビュー投稿を収集・要約し、話題傾向や反応を可視化
- オーディエンス分析機能
収集したオーディエンスデータをもとに、ペルソナの生成やクラスタリングを支援
- コンテンツ生成機能
最適なコピー・画像・動画などの制作案を生成
- アクティベーション機能
広告出稿やSNS投稿の文面案作成、配信チャネルや配分の最適化を支援
- レポート機能
施策結果を要約し、BIによる示唆や改善提案を掲示
- ガバナンス機能
禁則・法規制チェック、承認プロセス管理を支援

※上記の機能は順次リリースしていく予定です。


上記機能を、昨年12月15日 より提供開始した、ファンの声の可視化から施策実行までデータドリブンで一気通貫に支援する「ファンエンゲージメント支援ソリューション」に組み込みます。
これにより、一例として、AIが以下のユースケースの一連のプロセスを実行します。
※参考:プレスリリース(2025年12月15日)
https://www.sonynetwork.co.jp/corporation/release/2025/pr20251215.html


■ケース1. 海外マーケティング支援
- インサイト機能:多言語のUGCやレビューを収集・分析・要約
- オーディエンス分析機能:地域・言語・媒体別に関心テーマや反応傾向を分析・可視化
- コンテンツ生成機能:多言語コピーやクリエイティブ案を生成
- アクティベーション機能:成果差分を学習し、広告配信条件を最適化
- レポート機能:インバウンド向け顧客動線の改善施策を提案
- ガバナンス機能:多言語でネガティブ拡散の予兆を検知しアラート検知




■ケース2. ファンマーケティング支援
- インサイト機能: UGCのハイライトを抽出し、ファンの感情や熱量を分類・可視化
- オーディエンス分析機能:「コア層」「ライト層」等を識別し、ターゲット理解の深化を支援
- コンテンツ生成機能:ファンの階層ごとに最適なアクションを提示
- アクティベーション機能:施策実行後の反応を自動で分析・評価し、レポートを生成
- レポート機能:分析レポートをもとに改善提案資料を作成
- ガバナンス機能:炎上やネガティブ拡散の予兆を検知しアラート通知





<開発背景と展望>
 ファンとの密接なコミュニケーションを通じて売上拡大を目指すファンマーケティングの領域において、近年SNSやコミュニティ、レビューサイトなど非構造化データの増加により、調査・企画・制作・運用・分析とマーケティング担当者の業務範囲が広がり、負担が年々増大しています。
 一方で、IPを持つコンテンツ会社、スポーツ団体、メーカーなど、多くのファンを持つ企業では専任人材を十分に確保できず、他業務との兼務や少人数体制での運用が常態化しています。
特に、海外・インバウンド市場への対応やSNSコミュニティ関連の情報分析は、膨大なデータを扱う必要があり、専門的知識や膨大な作業工数が必要とされます。


 このような環境に対し、ソニーネットワークコミュニケーションズが持つマーケティングソリューション(AI予測分析ツール「Prediction One」等)と、ARIの強みであるAIエージェント技術およびデータ活用・分析の知見を掛け合わせ、体制や時間、専門知識の制約により十分に取り組めていなかったマーケティング業務を、AIエージェントの支援によって継続的に実行できる状態を目指します。

 今後も幅広いマーケティングニーズに対応するとともに、AIエージェントを通じてファンマーケティング領域だけではなく、他領域でのソリューション展開も目指します。また、ソリューションのさらなる高度化を目指し、組織規模に依存しないマーケティング運用の実現に貢献してまいります。


<ソニーネットワークコミュニケーションズ 法人サービス事業部長 小笠原 康貴 コメント>
この度、ARアドバンストテクノロジ(ARI)社とのパートナーシップにより、これからのマーケティングのあり方を次世代へと進化させる「AIエージェント」を活用したサービスを展開できることを、非常に心強く感じております。
当社はこれまで、専門スキルを問わず誰もがAIの恩恵を享受し、データに基づいた意思決定ができる環境作りを推進してきました。一方で、近年のマーケティング活動は、実務が非常に広範かつ複雑になっています。今回の取り組みは、これまでの意思決定支援の枠を超え、その先にある「AIによる業務の自律化」を具現化するものです。
ARI社のAIエージェント技術と、当社の知見を融合させることで、単なる自動化を超え、AIが自律的にインサイトを導き出し、実行までを担う仕組みを目指します。これにより、一貫性のある高度なマーケティング活動を継続できる状態を実現します。
変化の激しいファンビジネスや海外市場において、データとAIが現場を支えることで、企業が独自のクリエイティビティを最大限に発揮できる環境を整えてまいります。


<ARアドバンストテクノロジ株式会社 取締役執行役員 山岡 択哉 コメント>
ソニーネットワークコミュニケーションズ様とともに、ファンマーケティング領域におけるAIエージェント構築支援を開始できることを、大変光栄に存じます。
ファンマーケティングは、顧客データ、行動履歴、外部市場データなど多様な情報源を統合し、リアルタイムに施策を最適化することが求められる領域です。
しかし、多くの企業では、データ分析と実行が分断され、マーケティング担当者の負荷が増大する一方で、施策のスピードと精度が追いつかないという課題に直面しています。
ARIは、AIエージェント技術とデータ活用の知見を活かし、構想段階で終わらせず「現場で使われ続ける」システムの実装を強みとしてまいりました。
本取り組みでは、ソニーネットワークコミュニケーションズ様が培われた「Prediction One」をはじめとするマーケティングソリューションと当社の技術を融合させ、データ分析から施策立案、実行、効果測定、改善提案まで、AIエージェントが自律的に支援する環境を実現してまいります。
ファンビジネスの競争が激化する中、AIエージェントによる継続的な支援が企業のマーケティング活動の新たなスタンダードとなるよう、ソニーネットワークコミュニケーションズ様とともに取り組んでまいります。



<サービス詳細>
● 提供価格:個別見積もり
● 受付窓口:https://predictionone.sony.biz/contact/solution.html


【ARアドバンストテクノロジ株式会社について】
ARIは、クラウド技術とデータ・AI活用によるビジネストランスフォーメーションデザイナーとして社会変革をリードするDX企業です。「BX designer(ビジネストランスフォーメーションデザイナー)」として、お客様の創造的なビジネスゴールの実現に向け、DX化のためのデジタルシフト、クラウドシフト、データ・AI活用支援等、顧客の課題解決に向けたサービスを提供しております。
BXを実現するサービスブランドとして、クラウド技術の導入および最適化の支援から構築・運用まで提供する「クラウド総合活用支援サービスcnaris(クナリス)」と、データドリブンによるテーマ策定からデータ収集、可視化、分析、AI導入を提供する「データ・AI活用支援サービスdataris(デタリス)」を展開しています。
URL: https://ari-jp.com


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