これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む未来創造拠点「100BANCH」。その99期生として採択された物語共創プロジェクト「Novel Colony(ノベルコロニー)」が、「立場の違いを超え、誰もが楽しめる」物語の共創の集大成となる「編集会議 完結回(第4回)」を2026年4月11日(土)に渋谷100BANCHで開催します。Novel Colonyは、物語の冒頭に続く話を複数の人が持ち寄った上で議論と投票を行い、一つの正統な続編を選ぶ、リレー小説とオーディションを組み合わせた新しい手法のプロジェクトです。評価基準「軸」を用いた議論手法や、過去の議論を学習したAIを活用し、新たな合意形成のプロセスを体験いただけます。4月11日は、小説家の舞城王太郎氏が特別に書き下ろした冒頭3作品に対して参加者と共に紡いできた物語の完結を目指します。現在、執筆者および参加者を募集しています。

イベント名:Novel Colony 編集会議 完結回(第4回)
日時:2026年4月11日(土)13:00~17:30(受付開始12:30~)
※ 入退場自由
会場:100BANCH 3F(東京都渋谷区渋谷3-27-1)
※ 来場が難しい方に、オンラインでの参加の方法も用意しています
定員:50名
主催:Novel Colony(代表:佐々木竜太郎・熊谷宏彰)
入場:無料・事前申込制
参加にあたって【執筆者・参加者 募集中】
- 舞城氏が物語の冒頭を書き、これまで紡がれてきた作品は公式サイトからご覧いただけます。
https://novelcolony.com/- 作品の続き(完結パート)を執筆・投稿したい方は以下のフォームから投稿をお願いします。
https://novelcolony.com/#price-4- イベントに参加したい方は以下のリンクより申し込みをお願いいたします(参加無料)
参加事前登録フォーム:
https://forms.gle/yGsjzJW7VnPM6U3c8
タイムテーブル:
12:30~13:00 OPEN
13:00~13:15 挨拶・議論の方法説明
プロジェクト代表より、ご挨拶と今回の議論の方法(これまでの「軸」やAIの活用など)についてご説明します。
13:15~14:25 作品1.「プレデタードミノ(仮)」ディスカッション・続きの選定
複数のテーブルに分かれ、「どの話を正式に完結編として選ぶか」を議論し、最終的に投票で作品が決定します。
14:30~15:40 作品2.「作家も踏むを畏れるところ(仮)」ディスカッション・続きの選定
作品1.と同様に、テーブルごとに議論・投票を行います。
15:45~16:55 作品3.「鯉の嫁(仮)」ディスカッション・続きの選定
作品2.と同様に、テーブルごとに議論・投票を行います。
17:00~17:30 クロージング・今後に関してのご案内
完結を迎えた今後のプロジェクトの展開についてご案内します。
「Novel Colony」は、「複数人で物語を紡ぎ、民主的な方法で続きを選び取っていくことで、人々の違い・対立を乗り越え、誰もが楽しめるような物語を生み出せることができるか?」という問いを、実際に物語を作ることで検証するプロジェクトです。
1. 参加者全員で一つの「正史」を紡ぎあげる。新しい物語共創プロジェクト
「Novel Colony」が物語を創作するプロセスは、リレー小説とオーディションを組み合わせた、「群体的」手法というべき、新しい形のものです。そのプロセスは以下のとおりです。
- まず、1人が冒頭(パート1)を執筆します。
- 次に、その冒頭に続く話(パート2)を、複数の参加者が執筆し、持ち寄ります。
- 公開イベント「編集会議」にて、執筆者と読者が集まって「どの続きを読みたいか」「なぜこれが面白いか」を議論します。
- 最後に、参加者全員の投票によって、たった1つの「正統な続編」を選びます。
このプロセスを繰り返し、誰か一人がコントロールするのではなく、参加者全員で物語を完結へと導きます。
2. 「軸」を用いた議論方法のアップデート
これまで3回にわたる編集会議を通じて、私たちは「意見が異なる人々といかにして一つの物語を選び取るか」という合意形成のプロセスを探求してきました。完結回となる今回は、過去の議論から抽出された評価基準やテーマ性といった「軸」を用いた新しい議論フォーマットを導入します。
単に「好き・嫌い」で語り合うのではなく、これまでの議論やクリエイターへのインタビューを通して蓄積した具体的な「軸」を用いて、より深く建設的なディスカッションを目指します。これを取り入れた直近の第3回編集会議では、1回目よりも議論の満足度が高くなったことを確認できました。更に今回は、過去の議論データを読み込ませたAI「ストーリア」もサポート役として活用し、参加者同士の対話と合意形成をツールの力でサポートする、かつてない編集会議を体験いただけます。
「軸」を取り入れた議論の概念図
「軸」を取り入れた実際の議論の様子
「軸」を取り入れた第3回編集会議と、第1回編集会議との満足度の違い
3. 【執筆者募集】舞城王太郎氏の物語の「続き」の書き手になりませんか?
プロジェクトの一環として、物語の続きを決めるプロセスを、「編集会議」という名の誰でも参加可能なイベントとして、4/11(土) に渋谷の100BANCH イベントスペースにて開催・公開する予定です。そして現在、この完結回に向け、3作品の「最後」を書いてくださる方を募集しています。プロ・アマは一切問いません。どなたでも参加いただけます。
集まった作品はすべてWeb上で公開されます。そして「編集会議」での議論と投票の結果、「正統な続編」に選ばれた物語は、完結後に「群体短編集」として書籍化する予定です。
■ 応募要項
内容: 舞城王太郎氏の冒頭3作品のいずれかに続く物語を執筆してください。複数作品への応募、1作品への複数パターンの応募も可能です。
分量: 2000文字以内
締切:4/11(土) 7:00
応募形態: 本名、ペンネームいずれも可。
備考: 原稿料はありません。著作権は執筆者に帰属しますが、Web公開および書籍化の可能性についてご了承の上、ご応募ください。(詳細は作品投稿フォームをご確認ください)
■ 作品投稿フォームはこちら
https://story.novelcolony.com/
4. 執筆はせず読者として、「編集会議」に参加する方も同時に募集しています
渋谷100BANCHにて行う「Novel Colony 編集会議 完結回」は、物語の続きを執筆する人だけでなく、物語の読者の方も参加し、議論をすることができます。議論に当たっては、これまでのプロジェクトで開発した「軸」を用いた議論の仕方や、これまでの議論を読み込ませたAIも活用し、新しい合意形成の形を体験いただけます。料金は無料ですのでぜひお気軽にご参加ください。参加する方は以下のフォームより事前登録をお願いします。
1973(昭和48)年、福井県生れ。2001(平成13)年、『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。2003年、『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞受賞。2016年、『淵の王』がTwitter文学賞第1位に選出される。著書に『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『ビッチマグネット』『JORGE JOESTAR』『キミトピア』『深夜百太郎 入口』『深夜百太郎 出口』『短編七芒星』など。またアカデミアとのコラボレーションで作成された『タイプトレース道~舞城王太郎之巻』というメディアアートは第12回文化庁メディア芸術祭に選出されたほか、漫画『バイオーグトリニティ』の連載、アニメ『龍の歯医者』の原作・脚本、特撮映画『巨神兵東京に現わる』の劇中テクストを手がけるなど、小説という枠を超え、物語やテクストの可能性を様々な媒体で追及している。

Novel Colony(ノベルコロニー)は、参加者が共同で物語を創作するプロジェクトです 。リレー小説とオーディション形式を組み合わせており、まず誰かが書いた物語の続きを複数の参加者がそれぞれ執筆します 。執筆者と読者を巻き込んだイベント「編集会議」の中での議論と投票を経て「正統な続き」を決定し、物語を拡張していくプロセスを繰り返します 。この物語の共創プロセスから、意見が異なる人々との合意形成の知見を引き出し、現実社会の対立解消につなげることが目的です 。同時に、多様な人々が一緒に創作する新しいエンターテイメント体験を提供することも目指しています 。
詳しくは以下の公式サイト・公式X( 旧Twitter)をご覧ください。
公式サイト:
https://novelcolony.com/
公式X:@NovelColony
公式instagram:@novelcolony
■ Novel Colony 代表について
佐々木竜太郎
1998年生まれ、東京大学 学際情報学府出身。在学中は、「東京大学制作展」におけるメディアアートの制作、行動経済学の研究、また映画研究会会長として映画製作やイベントの運営等を行う。現在は、広告会社で広告制作に携わる傍ら、「フーテン研究会」などの自主的な研究・活動を行っている。
熊谷宏彰
1998年生まれ。大学時代に総尺194分の映画『突然失礼致します!』を監督。卒業後、映画配給会社で勤務し、独立系映画のプロデューサーとして活動。海外映画買い付けや批評企画「全部みる」を手掛ける。2024年日本脚本家連盟スクール卒業、2025年PFFセレクションメンバー。現在、映画美学校在籍。著書に『コロナ世代、映画で闘う。』。

「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもと、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む複合施設です。パナソニックが創業100周年を迎えることを機に、「常識にとらわれない若いエネルギーの集まりが、100年先の未来を豊かにしていく」という思いから2017年7月7日に設立。
以来、野心的な若者が未来を創造していく一歩を、24時間365日実験可能な「場所」とともに、各分野の第一人者であるメンターによるアドバイス、年間100を超えるイベントや大型展示会などでの発信の「機会」を提供して支援。応募総数約1220件のうち、404プロジェクトを採択(2026年3月現在)し、加速支援を行っています。
ホームページ:
https://100banch.com/
「Novel Colony」はGARAGE Program99期生として採択され、100BANCHで活動しています。
Novel Colonyプロジェクトページ:
https://100banch.com/projects/novel-colony