仕事の悩みは“AI先輩”に?アルバイトをしている10代の約半数は「AIに仕事の相談をする」。10代の3人に1人は「先輩・上司よりもAIに相談した方が良い」
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、現在アルバイトをしている10~70代の男女、9,000人を対象に実施した、「アルバイト就業者の仕事におけるAI利用の調査レポート」の結果を発表しました。

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【TOPICS】
◆アルバイト就業者の約2割がAIにアルバイトの相談をすると回答。10代は46.2%、20代は29.2%で顕著に高い【図1】
◆AIに相談する内容は「職場の人との付き合い方」がトップ。10代・20代の若年層は「言葉遣い」が最多【図2】
◆10代の33.5%は仕事上の相談事を解決したいときに「先輩・上司」よりも「AI」に相談した方が良いと回答【図3】
◆AIに相談するメリットは「中立性」や時間を問わない「融通性」。先輩・上司は具体的な解決策を提示してくれる「実践性」など【図4】
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【調査概要】
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アルバイト就業者の約2割が「AIにアルバイトの相談をする」と回答。10代は46.2%、20代は29.2%で顕著に高い
AIにアルバイトの仕事に関する相談をするか聞いたところ、全体では相談する割合は18.5%(「よくする(5.2%)」+「たまにする(13.3%)」)となった。
年代別にみると、10代は相談する割合が46.2%(「よくする(15.8%)」+「たまにする(30.4%)」)、20代は29.2%(「よくする(10.4%)」+「たまにする(18.8%)」)で特に高く、若年層の間で、仕事の相談相手としてAIを活用する動きが広がっている様子がうかがえる。【図1】
【図1】

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AIに相談する内容は「職場の人との付き合い方」がトップ。10代・20代の若年層は「言葉遣い」が最多
「AIにアルバイトの仕事に関する相談をする」と回答した人に、どのような相談をすることが多いかを聞いたところ、「職場の人との付き合い方」が26.2%で最も多かった。年代別にみると、10代・20代は「言葉遣い」に関する相談が最多となり、他の世代に比べて高い傾向がみられた。【図2】
【図2】

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10代の33.5%は仕事上の相談事を解決したいときに「先輩・上司」よりも「AI」に相談した方が良いと回答
仕事上の相談事を解決したいとき、職場の先輩・上司と、AIのどちらに相談する方が良いと思うか聞いたところ、全体では、AIが17.6%(「AIが良い(6.3%)」+「どちらかといえばAIが良い(11.3%)」)、先輩・上司が41.8%(「先輩・上司が良い(19.1%)+「どちらかといえば先輩・上司が良い(22.7%)」)となり、全世代で先輩・上司というヒトへの相談が多数となった。一方、年代別にみると、10代は3人に1人が「AIに相談する方が良い」と回答しており、若年層ほどAIに相談する比率が高いことがわかる。【図3】
【図3】

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AIへ相談するメリットは「中立性」や時間を問わない「融通性」 先輩・上司は具体的な解決策を提示してくれる「実践性」など
職場の先輩・上司と、AIのどちらに相談する方が良いと思うかについて、理由を自由回答で聞いた。
「AI(AIが良い+どちらかといえばAIが良い)」を選んだ人は、私情や主観を挟まず公正な立場で客観的データを示してくれる点(中立性)や、相手に気を遣うことなく自分のペースで気軽に相談できる点(融通性)を評価する意見が多かった。特に人間関係が絡む内容では、拡散のリスクも考慮してAIに相談するという回答もあった。
一方で、「先輩・上司(先輩・上司が良い+どちらかといえば先輩・上司が良い)」を選んだ人からは、職務の性質や組織文化などの職場特有の背景を一から説明せずとも理解してもらえる点(文脈性)や、経験に基づいた具体的な解決案を期待できる点(実践性)が挙がり、対話を通じた人の温かみを重視する声もあった。【図4】
【図4】
【調査担当者コメント】

AIは生活に身近な存在となりつつありますが、それはアルバイト雇用の現場にも広がっている様子が見受けられました。特にデジタルネイティブと称される若手世代にとって、何気ない仕事の悩みでも気軽に相談できる“良き先輩”の役割をAIが担っている側面がありました。
この調査では、相談相手としてAIとヒトの特徴に着目して分析しましたが、それぞれにメリットがあり、相談したい内容や場面に応じて使い分けることが重要です。また、相談相手としてAIとヒトに共通して求めているのは「寄り添い」であることも見えてきました。
ヒトへの相談が良いと回答した背景には、実務や状況を把握し親身に応じてくれる“見てくれている人”の存在がうかがえます。逆に、AIへの相談が良いと回答した理由には、職場での信頼関係が十分に構築されていない分、冷静に判断してくれるところに頼っている側面があると思います。これらの状況から、AIが浸透していく中で、アルバイトの仕事を教える立場に求められることは「人の感情に寄り添い、信頼し合える職場環境を整える」ことだと考えます。
キャリアリサーチラボ 研究員 宮本 祥太
『マイナビ アルバイト就業者の仕事におけるAI利用の調査レポート』
【調査期間】 2026年2月18日(水)~ 3月2日(月)
【調査対象】 現在アルバイトをしている10~70代の男女
【有効回答数】 9,000サンプル
【調査方法】 WEBアンケート調査(調査主体︓株式会社マイナビ アンケートモニター提供元:外部調査会社)
※総務省統計局「労働力調査基本集計(2025年)」の15歳以上パート・アルバイト就業者数の性別・エリアの構成比を元にウェイトバックを行っています。
※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260410_109193/)
※コラム記事も公開中
相談相手はAI先輩?アルバイトの仕事とテクノロジーの今
(
https://career-research.mynavi.jp/column/20260410_109610/)