新入社員の約7割が「プライベート優先」志向、9割超が「出世したい」。78.7%が社会人生活に「期待」する一方、「仕事をうまくこなせるか」に不安も。30歳時点での理想年収は「500万円台以上」が8割

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)が運営する『マイナビ研修サービス』は、2026年4月入社の新入社員7,986名を対象に実施した、「マイナビ新入社員研修2026 年度新入社員のキャリア意識調査」の結果を発表しました。
【TOPICS】
◆約7割が「プライベート優先」志向、一方で9割超が「出世したい」と回答。私生活も大事にしながら、昇進には前向きな姿勢が明らかに【図1、2】
◆78.7%が社会人生活に「期待」。また、70.8%が「仕事をうまくこなせるか」に不安【図3、4、5】
◆30歳時点での理想の年収は、「500万円台」が22.7%で最多。500万円以上を理想とする人は合計8割以上【図6】
◆約7割が「プライベート優先」志向、一方で9割超が「出世したい」と回答。私生活も大事にしながら、昇進には前向きな姿勢が明らかに
2026年4月入社の新入社員に、仕事とプライベートに関する意識を聞いたところ、「プライベートを優先したい」が68.8%(「プライベート優先の生活を送りたい」+「どちらかといえばプライベート優先の生活を送りたい」)となり、「仕事を優先したい」31.2%(仕事優先の生活を送りたい」+「どちらかといえば仕事優先の生活を送りたい」)を上回った。また、「出世したい」(「出世したい」+「どちらかといえば出世したい」)と回答した割合は90.4%と高く、プライベートを重視しながらも、キャリア形成や昇進に対して前向きな姿勢を持っていることが明らかになった。【図1、2】
【図1】

【図2】

◆
78.7%が社会人生活に「期待」。一方で、70.8%が「仕事をうまくこなせるか」に不安
社会人生活に対する期待の度合いを聞いたところ、78.7%が期待している(「かなり期待している」+「どちらかといえば期待している」)と回答し、前年から4.7pt増加した。また、社会人生活の中で期待していることについては、「自分が成長できる」が64.1%で最多となり、前年から4.5pt増加した。次いで「収入が得られる」39.8%(前年比+2.4pt)、「新しいことに挑戦できる」36.3%(前年比+2.6pt)となり、収入面だけでなく、成長や挑戦機会への期待が高い様子がみられた。
社会人生活の中で不安に感じていることを聞いたところ、最も多かった回答は「仕事をうまくこなせるか(70.8%)」、次いで「上司・先輩・同僚との人間関係(56.0%)」、「環境の変化に対応できるか(35.9%)」となった。社会人生活への期待が高まっている一方で、多くの新入社員が業務や職場での人間関係、環境変化への適応に不安を感じている様子がうかがえる。【図3、4、5】
【図3】

【図4】

【図5】

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30歳時点での理想の年収は、「500万円台」が22.7%で最多。500万円以上を理想とする人は合計8割以上
30歳時点での理想の年収を聞いたところ、「500万円台」が22.7%で最多となり、次いで「600万円台(22.6%)」が続き、500万円台以上を合計すると81.4%となった。また、2022年から「400万円台」以下が減少しており、物価上昇や生活コストの高まりを背景に、生活に必要とされる資金の水準が上振れている可能性が考えられる。
国税庁の調査※1では、30~34歳の平均給与※2は約449万円で、平均年収の水準を上回る年収を希望する傾向がみられ、理想と実態の間にギャップがうかがえる。【図6】
※1国税庁「
令和6年分 民間給与実態統計調査」より
※2使用人や役員に支払う俸給や給料、賃金、歳費、賞与のほか、これらの性質を有する給与に係る所得
【図6】

【総評】

本調査では、2026年新入社員の多くが社会人生活に前向きな期待を持つ一方で、仕事の進め方や人間関係、環境変化に対して不安を抱えていることが明らかになりました。また、プライベートを重視しながらも出世意欲は高い、新たなキャリア観が見えてきました。そのほかにも、将来の希望年収も年々上昇傾向にあり、昨今の物価上昇が背景にあると推察されます。
こうした状況を踏まえると、企業には、上司・先輩とのコミュニケーションにおける質・量が担保された育成環境の構築や心理的安全性のある職場づくりの他、限られた時間の中で成果や成長を実感できる現場での育成や評価・報酬制度が求められていると考えられます。
キャリアデザイン事業本部 教育研修事業部 HR推進統括部 統括部長 田口 弘毅
『マイナビ新入社員研修 2026年度新入社員のキャリア意識調査』
【調査概要】
・調査期間:2026/3/23(月)~2026/4/12(日)
・調査方法:記入選択式アンケート
・調査対象:当社が提供する新入社員研修に参加した新入社員
・有効回答数:7,986名
・詳しい調査結果はこちらから(
https://hrd.mynavi.jp/ishikichosa/)