救急医療の最適化を情報通信技術で実現する株式会社Smart119を金融面からサポート

2024 年 9 月 20 日

商工中金 救急医療の最適化を情報通信技術で実現する株式会社 Smart 119 を
金融面からサポート

商工中金は、革新的な製品・サービスにより社会課題を解決しようとするスタートアップ企業の皆さまを、関係機関と連携しながら、積極的にサポートしています。

商工中金（千葉支店）は、株式会社 Smart119（本社：千葉市中央区、代表者：中田 孝明）に対し、事業拡大に必要な資金として、5,000 万円を融資しました。

同社は千葉大発のスタートアップ企業です。当社が開発した救急医療情報システム「Smart119」は、119 番通報から救急搬入に至る情報を「消防指令センター」、「救急隊」、「受入医療機関」で即時共有することで、「救急搬入のたらい回し」をなくし、迅速かつ的確な救急医療対応の実現に貢献しています。

今回同社は、調達した資金を活用し、消防庁からの委託事業である「AI を活用した救急隊運用最適化シミュレーション事業」や千葉市以外の自治体向けの新規受注を行うなど、事業の拡大を目指します。

商工中金は、経営者や外部機関へのヒアリングを通じた綿密な事業性評価を実施し、同社の強みと財務上の課題を共有。当社のシステムが救急医療の高度化に大きく貢献し、社会的意義の高い取組みであると考え、本融資契約を締結しました。なお、本件は「経営者保証に関するガイドライン」に則り、無保証としています。

商工中金は、スタートアップ企業の皆さまの支援を通じ、経済の発展に貢献してまいります。

【株式会社 Smart119 の概要】
所在地
千葉県千葉市中央区中央 2 丁目 5－1 千葉中央ツインビル 2 号館 7 階
代表者
中田 孝明
資本金
3 億 9,833 万円
従 業 員 数 2
3 名（2024 年 8 月現在）
設立
2018 年 5 月
業種
救急医療システム「Smart119」の 開発・運用