働きやすい職場環境の構築を目指して ~JR東日本社員がSUS社と共同で新たな仮眠ベッドを開発しました~

2024/04/18  東日本旅客鉄道 株式会社 

2024 年 4 月 1 8 日
東日本旅客鉄道株式会社八王子支社
S U S 株 式 会 社

働きやすい職場環境の構築を目指して
~JR東日本八王子支社社員がSUS社と共同で新たな仮眠ベッドを開発~


○ 東日本旅客鉄道株式会社八王子支社(東京都八王子市、執行役員八王子支社長:内田う ち だ英ひで志じ)と、SUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田い し だ保夫や す お)は、鉄道の運行に携わる人々の快適な休養室を構築すべく、新たな仮眠ベッドとして「ユニットベッド※」を共同開発しました。

○ 「ユニットベッド」はこれまでの二段ベッドと違い、完全なプライベート空間を生み出せるため、リラックスして仮眠をとることができるほか、「低コスト」・「工期短縮」・「省スペース」などの特長があります。

○ 今後も働きやすい職場環境の構築と鉄道の安全安定輸送の実現に向けて、新たな技術開発を進めていきます。

1 開発の経緯

二段ベッドなど2人で1つの空間を共有する休養室を、省スペース化を図りつつ個人のプライベート空間を確保でき、くつろげる休養室を開発できないかというところから開発がスタートしました。

駅舎など限られたスペースで必要な休養室数を確保する必要がある場合、メゾネットタイプの休養室を採用していましたが、コストが高いこと、施工期間が長いことが課題でした。

これらの課題を解決するため、「低コスト」・「工期短縮」・「省スペース」を実現できるユニットベッド
を開発しました。

2 ユニットベッドの概要

製品の特長
骨組みに高剛性アルミ構造材を採用したことで、耐荷重150kgという強度を備えつつ、手持ちでの部材搬入・組立ができるほど軽量となっています。工場で部分組立を行ってから出荷するため、現地での作業はわずか1日で完了します。

導入実 績
八王子支社をはじめとしたJR東日本管内において、2023年度末までに43台のユニットベッドを導入しています。

①プライベート空間の確保

部屋の中央にユニットベッドを設置し、間仕切壁で区切ることで 2 つの個室を作ることができ、プライベートで快適な空間を提供することが可能となりました。

公式ページ(続き・詳細)はこちらhttps://www.jreast.co.jp/press/2024/hachioji/20240418_hc01.pdf

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