2024年12月12日
関西電力株式会社
大飯発電所4号機の定期検査開始
大飯発電所4号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力118万キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)において、2024年12月14日から約3ヶ月の予定で第20回定期検査を実施します。
定期事業者検査を実施する主な設備は、次のとおりです。
原子炉本体
核燃料物質の取扱施設及び貯蔵施設
原子炉冷却系統施設
計測制御系統施設
放射性廃棄物の廃棄施設
放射線管理施設
原子炉格納施設
その他発電用原子炉の附属施設
以 上
<添付資料>
大飯発電所4号機 第20回定期検査の概要
大飯発電所4号機 第20回定期検査の概要
1.主要工事等
今回の定期検査では、大型機器や1次系配管等の取替えおよび増改造工事はありません。
2.設備の保全対策
(2次系配管の点検)
当社の定めた「2次系配管肉厚の管理指針」に基づき、2次系配管849箇所(主要点検部位:460箇所、その他部位:389箇所)について超音波検査(肉厚測定)を実施します。
※「2次系配管肉厚の管理指針」の点検対象部位2,683箇所
(主要点検部位:1,370箇所、その他部位:1,313箇所)
3.燃料集合体の取替え
燃料集合体全数193体のうち73体を取り替える予定です。その
うち、44体は新燃料集合体です。
4.今後の予定
原 子 炉 起 動:2025年2月中旬
臨界、調整運転開始 :2025年2月下旬
本 格 運 転 再 開:2025年3月中旬
なお、定期検査の作業工程については、別紙を参照ください。
以上
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2024/pdf/20241212_1j.pdf