当社名古屋事業場における土壌調査結果について
東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大矢 光雄)では、名古屋事業場における不要建屋の撤去に伴い、土壌汚染対策法および名古屋市環境保全条例に基づく土壌調査を実施した結果、一部の土地で基準を上回る特定有害物質が検出され、調査結果を名古屋市に報告いたしました。
今後、名古屋市のご指導を仰ぎながら適切に対処してまいります。
記
1.対象地の概要
所在地:愛知県名古屋市港区大江町9番地の1
面積 :5,863m2(名古屋事業場第2工場内)
本区域は、これまで配管工事等の内作の作業場や事務所として利用してきた土地です。
2.調査結果
本年4月から5月にかけて実施した土壌調査の結果、下表の通り土壌の一部から基準を上回る特定有害物質が検出されました。
調査種類 | 対象物質 | 分析結果 | 基準 | 基準超過区画数 /調査区画数 |
土壌 溶出量 | 鉛及び その化合物 | 0.011~0.69 mg/L | 0.01mg/L 以下 | 18/61 |
ふっ素及び その化合物 | 0.86~4.5 mg/L | 0.8mg/L 以下 | 19/61 |
土壌 含有量 | 鉛及び その化合物 | 170~16,000 mg/kg | 150mg/kg 以下 | 6/61 |
なお、地下水については、鉛およびふっ素それぞれについて、地表濃度の高い代表地点での自主分析を第三者機関で実施し、基準値以下であることを確認しています。
3.原因
対象区域において、過去に鉛およびふっ素化合物の使用履歴は無く、検出原因は特定できておりません。
以上