2 0 2 4 年1 0 月1 1 日
東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
天童市 経済部 農林課・商工観光課
天 童 市 農 業 協 同 組 合
東日本電信電話株式会社 山形支店
農業労働力確保と地域交流人口拡大を目指した
地域・企業連携「援農プログラム」を実施します
東日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR 東日本」)東北本部は、農繁期の人手不足解消による地域農業の振興と交流人口拡大による持続的な地域活性化を目指し、企業人の副業・ボランティアでの農作業支援に取り組んでいます。
このたび、6 月に続き、天童市(経済部農林課・商工観光課)および天童市農業協同組合(以下、「JA てんどう」)の協力のもと、地域・企業連携「援農プログラム」を開催し、企業人による地域農業への貢献ならびに地域課題に各企業が向き合う機会を創出します。
今回、参画企業である東日本電信電話株式会社(以下、「NTT 東日本」)山形支店による農作業支援技術デモンストレーションもあわせて予定しています。
1.地域・企業連携「援農プログラム」の概要
(1)日程 : 1 回目:2024 年 10 月 16 日(水)
2 回目:2024 年 10 月 17 日(木)
(2)実施箇所 : 山形県天童市
(3)目的 : スポットでの労働力が必要となる農繁期作業について、企業人の副業やボランティアによる農作業支援により人手不足を解消するとともに、企業が従業員の副業などを推進する環境づくりを目指します。
また、将来的には企業人が農業との接点を持つことで、農業に興味を持つ人材の育成を図るとともに、交流人口の創出により持続可能な地域社会の実現を推進します。
(4)参加組織 : JR 東日本東北本部、NTT 東日本山形支店、
仙台ターミナルビル株式会社ホテルメトロポリタン山形、山形県庁
※各日 10 名程度を予定
(5)取組内容 :
①ラ・フランス収穫などの農作業
②異業種合同ディスカッション
日 時
場 所
内 容
【10/16・17 共通】
9:00~15:00
天童市内農園(5農家)
※NTT 東日本による農作業支援技術デモンストレーションの実施受け入れ園地などは、取材申し込み状況などにより確定いたします
企業従業員による農作業
※スマートグラスの説明・実演
(別紙参照)
15:30~17:30
天童市農業センター(天童市老野森 2 丁目 6-6)
天童市エリアの(農業・地域産品・観光などに関する)課題解決に向けた参加者によるディスカッション
2.取組背景
近年、農業は高齢化や担い手不足などにより、特に農繁期の人手不足は大きな課題となっております。
そのような課題に対して、昨年度、1 日農業バイトアプリ「daywork」※1に法人向け利用機能※2を追加し、企業人が農業労働力として活躍できる土台を作り、農作業参加を推進しております。
※1 1 日農業バイトアプリ「daywork」
・ 1日単位で農業に従事したい人と農家(生産者)をマッチングするスマートフォンアプリ
・ 副業やダブルワーク、空き時間の活用方法の 1 つとして農業に従事する選択肢を提供
・ 全国で延べ 13 万人以上のマッチング実績(2023 年)
※2 法人向け利用機能
・ 各企業は「daywork」の法人会員として登録
・ 法人会員従業員は「副業」
・「ボランティア」を選択して応募が可能
・ 農家(生産者)へは、応募した法人会員の企業名が通知される
・ 法人会員の管理画面では、従業員の副業先や副業時間数などを把握でき労務管理効率化も可能
3.参加者の役割・位置付け
(1)JR 東日本:1 日農業バイトアプリ「daywork」を活用し企業人が農業労働力として活躍できる環境整備アプリを活用した従業員による農業支援への参画、本取組みを通した副業促進に向けた社内およびグループ会社への情報発信。
今回、グループ会社である仙台ターミナルビル株式会社 ホテルメトロポリタン山形が参加。
(2)天童市・JA てんどう:本プログラムの受け入れ体制の整備(農家との調整、送迎、ディスカッション会場の手配など)や異業種合同ディスカッションにおける課題提起。
(3)NTT 東日本:アプリを活用した従業員による農業支援への参画、本取組みを通した副業推進に向けた社内への情報発信、JR 東日本と連携した「援農プログラム」への継続参画。
農業課題解決に資するソリューションの提案・デモンストレーション。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.jreast.co.jp/press/2024/sendai/20241011_s02.pdf