河南澠池仰韶村遺跡が「百年考古学百大考古学発見」に入選

2021/10/26  中国考古协会 


10月18日、中国考古学会が主催する第3回中国考古学大会の開幕式で「百年百大考古学発見」の最終評価結果が発表され、河南省澠池仰韶村遺跡、北京市周口店遺跡、浙江省余杭市良渚遺跡、四川省広漢市三星堆遺跡、陝西省秦始皇帝陵などが入選した。今回、友利は今回のプロジェクトの海外宣伝を参与して請け負うことになる。
仰韶村国家考古遺跡公園が中国河南省三門峡市に開園
1921年10月、中国政府の支援で、スウェーデンの地質学者のアントソン氏は袁復礼氏ら中国の学者を仰韶村に引き連れ、本格的な発掘を開始した。36日間をかけて17カ所の発掘地点を掘削し、多くの精巧で美しい陶器、石器、少量の骨器、貝器などの貴重な遺物が出土した。先史時代の新たな文化類型「仰韶文化」がここで発見され、命名された。仰韶村遺跡は中国の科学発掘の第一スコップであり、中国の現代考古学の誕生を代表している。

学界では、これが中国現代考古学の発端だと考えられている。仰韶村遺跡の発掘は、仰韶文化への認識を切り開いた。これは中国が初めて考古学的発見を通じて認識した先史文化だけでなく、中国に新石器時代が一体あったかどうかという当時の認識の空白を埋めた。

10月17日、仰韶村国家考古遺迹公園が開園した。同園は中国中部の河南省三門峡市澠池県に位置し、仰韶文化の発見地、命名地であり、1961年に中国国務院より第一陣全国重点文化財保護機関として認められた。

仰韶村国家考古遺跡公園は仰韶文化博物館、発掘記念地、文化層断面、考古展示エリアなどの景観によってつなげられ、仰韶村遺跡の考古成果の記念性、遺跡展示の真実性、及び遺跡環境の完全性を展示している。(完)

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