当社初となる蓄電所の着工および系統用蓄電池事業の参入について

2024/08/19  石油資源開発 株式会社 

当社初となる蓄電所の着工および系統用蓄電池事業の参入について

PDF版はこちら (189.6 KB)

日本語English

2024年8月19日

石油資源開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山下 通郎、以下「当社」)は、千葉県千葉市の当社技術研究所構内において、当社初となる系統用蓄電池(*1) 設備(以下、蓄電所)を着工し、系統用蓄電池事業に参入いたしますのでお知らせいたします。

当社は、2022年3月に策定した「JAPEX経営計画2022-2030」において、油価変動など外部環境の変化に左右されにくい収益構造を確立するため、当社を筆頭に5社が株主として出資する福島ガス発電株式会社において、福島ガス発電所の運営・管理を行うほか、太陽光発電やバイオマス発電といった再生可能エネルギーにも取り組んでまいりました。

蓄電所の営業運転開始は2025年春頃を予定しており、運転開始後は、これまで構築してきた電力事業の体制や培ったノウハウを活かし、各種電力市場(*2) で取引や蓄電所の運営・管理を行います。これにより、東京電力管内における再生可能エネルギーの有効活用や更なる導入の拡大、調整力の供出を通じて電力の安定供給や需給バランスの改善に貢献するとともに、今後の収益獲得の機会に繋げてまいります。

なお、本蓄電所は公益財団法人東京都環境公社の「系統用大規模蓄電池導入促進事業助成金」に採択され、電力系統に直接接続する大規模蓄電池の導入に必要な経費の一部を助成されております。

当社はこれまで行ってきたエネルギーの安定供給の取り組みに加え、蓄電池事業に取り組むことで、時代に合わせたエネルギーの安定供給を追求し、「総合エネルギー企業」としてのさらなる成長を目指してまいります。

注)

*1:電力系統(発電所から送配電まで、電力に関するシステム全体のこと)につなぐ蓄電池で、電力が余った時には蓄電し、電力が不足した時には放電することで、系統電力の安定化を図ることができる。

*2:電力卸市場、需給調整市場、容量市場の3市場で取引を行う。

概要はPDF版を参照ください。

ニュース記載内容は発表日時点の情報であり、今後予告なしに変更される可能性がありますことを、あらかじめご了承下さい。

本ニュースに関するお問い合わせ先
03-6268-7110 (報道関係) / 03-6268-7111 (IR関係) / 03-6268-7000 (代表:その他全般) ※受付時間:平日9:00~17:35

関連業界

情報・通信業界のニュース