年頭所感

2024/01/05  小林製薬 株式会社 

ニュースリリース

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2024年1月5日 お知らせ

─ 2024年 小林製薬 年頭所感 ─

『枠を超えたチャレンジ』を推進することで、
誰もがチャレンジしやすい風土の醸成を目指す

?旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
当社では、2023年‐2025年の中期経営計画において「私が“あったらいいな”をカタチにする」をテーマとして定め、これまでの枠を超えた新製品やサービスの開発、新規事業の推進、生産性向上に“全社員”でチャレンジしております。
昨年4月には大容量リキッドタイプの芳香剤「消臭元」ブランドで、1995年の発売以降初めて、つめ替えができる仕様の「消臭元 SAVON」を発売しました。発売後半年間で目標比2倍以上の売上を達成し、環境にも配慮したお客様の“あったらいいな”をカタチにすることが出来ました。
また、当社は「命の母」や「サラサーティ」を代表に、女性特有のお困りごとを解決するフェムケア製品を数多く提供してきました。さらなる製品価値向上を実現する一環として、 デジタル技術を搭載した新しい製品の開発や、自社だけでは実現できない“あったらいいな”をカタチにするため、他社様との協業にも力を入れています。今年の発売を目指し、“更年期”や“生理”に悩む女性従業員をサポートする法人向けサービスの開発を、株式会社TRULY様と進めており、「しかたない」とあきらめがちな女性の不調の解決に貢献してまいります。
さらに、枠を超えた製品やサービスの開発を加速させるため、DXの推進に取り組んでいます。昨年1月にはCDOユニットを新設、8月にはDX方針を発表し、社内AIチャットボット「kAIbot(カイボット)」を国内全社員に導入しました。「kAIbot」を新製品のアイデアの発散や収束に活用することで、今まで人力で実行してきた仕事の効率化を図ります。今後は、暮らしの中に潜在しているお困りごとをスムーズに発見するための「“あったらいいな”AI」の開発を進め、よりスピーディにお客様の“あったらいいな”に応えられるよう挑戦してまいります。
『枠を超えたチャレンジ』は、社員一人ひとりの熱意によって推進されます。そのチャレンジを会社が後押しし、社員の自己成長の機会を増やすことが、会社の成長にも繋がると確信しています。そのため、社員自らがチャレンジしてみたいアイデアを他の社員に向けて発信し、共感を呼び込む場をつくるなど新しい取り組みを始めました。

?2024年も皆様のますますのご繁栄とご多幸を心よりお祈りいたします。引き続き、小林製薬グループへの変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
小林 章浩

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