<お知らせ> 食育・実食・食べたら歯みがき 初のコラボレーション企画 こども食堂でファンケルとコラボ体験プログラムを実施 ~ライオン「おくちからだプロジェクト」報告~

2024/08/05  ライオン 株式会社 

2024年8月5日
ライオン株式会社

食育・実食・食べたら歯みがき 初のコラボレーション企画
こども食堂でファンケルとコラボ体験プログラムを実施
~ライオン「おくちからだプロジェクト」報告~


ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、株式会社ファンケル(以下、ファンケル)とのコラボレーション企画として、当社の「おくちからだプロジェクト」の「歯と口の健康プログラム」と、ファンケルの「食育活動」を連携させた初めての体験プログラムを、NPO法人まなび部(代表:神田 しげみ)が運営するこども食堂(本通寺:東京都台東区)にて実施しました。

こども食堂での集合写真

■ファンケルとの連携により、『食べたら歯みがき』の一連の生活習慣を体験できるプログラムを実現!

・背景

2024年6月28日に、ファンケルとともに、NPO法人まなび部が運営するこども食堂(本通寺:東京都台東区谷中)「まなび部」にて、初めてのコラボ体験プログラムを実施しました。

当社は子どもたちの食を支えるこども食堂などを通じ、インクルーシブ・オーラルケア「おくちからだプロジェクト」を展開、「歯と口の健康」をテーマにした体験プログラムを提供しています。またファンケルは、自治体やNPO団体などと協働し、2023年5月からこども食堂での食育活動をスタートしています。講座では、発芽米やケールを活用し、健やかな身体づくりのために基本栄養や食事の大切さについて一緒に学びます。

この度、「子どもや子どもを取り巻く地域の方の、将来にわたる健やかな身体づくりをサポートしたい」という両社の想いが一致し、今回のコラボ体験プログラムの実現に繋がりました。

・体験プログラムの内容

体験プログラムでは、最初にファンケルの栄養講座を実施しました。食べ物は、身体の中での働きによって、赤・黄・緑の3色に分けることができること、3色の食べ物をバランスよく食べることで、健康な心と身体になることを学習しました。発芽米の働きをクイズ形式で学んだ後、実際に発芽米を使った栄養満点のカレーを全員で食べました。

栄養講座の様子
テーブルを囲んで実食中
実食した発芽米カレー

食後は、当社の歯みがき講座を実施。始めにシールなどでハブラシをデコレーションし、世界に1つだけのMyハブラシを作りました。その後、歯科衛生士によるブラッシング講座を実施。歯の生え変わりで歯並びが不揃いな部分のみがき方のコツなどを学習しました。また正しい歯のみがき方を覚えるために、実際に鏡を見ながら先ほど作ったMyハブラシやデンタルフロスを使って歯みがきを実践しました。

歯科衛生士による講座

Myハブラシを作成する様子

鏡を見てデンタルフロスの 使い方をチェック

ウェットシートを使った講座

今回、食育講座と歯みがき講座を一緒に行い、『食べたら歯みがき』の一連の行動を子どもたちに体験いただきました。また、ウェットシートを使ったミニ手洗い講座『食べる前に手洗い』も併せて行い、清潔・衛生習慣づくりに繋がるプログラムを提供しました。

・参加者の声

参加いただいた保護者からは、「栄養のあるものを食べること、そして歯を大切にすること。どちらも、子どものうちから大切にしたい習慣なので、同時に親子で学ぶことができて有意義な時間だった」や、まなび部運営者からは、「子どもたちは、私たちの時代よりもずっと知識が増え、健康に対する関心も高くなっている。今回の体験は、子どもたちに自信を与えたと確信します」などの声をいただきました。

コラボレーション企画としたことで、個社では実現できない体験プログラムを、こども食堂の場を通じて子どもたちに提供できたと考えています。

■おくちからだプロジェクトとは

当社は、「オーラルケアの習慣づくり」と「自己肯定感の向上」を目指した「おくちからだプロジェクト」を、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえと共に、2021年よりこども食堂を中心に開始しました。

体験プログラムでは、紙芝居や工作、ゲームなどを通じて、歯と口に関する基本的な知識習得はもちろんのこと、「褒められる体験」、「他者とコミュニケーションをとる体験」、「みんなで楽しく遊びながら学ぶ体験」をしていただいています。

2023年度までに、全国のこども食堂1,611団体、8万人以上の子どもたちに提供しています。

■当社グループ全社の取り組みへ ~「サステナビリティ体験型研修」の導入~

「おくちからだプロジェクト」の活動は、当社グループ社員も参画できるしくみを導入しています。

活動当初はボランティア活動としていましたが、2024年度からは「サステナビリティ体験型研修」へと位置付けを変え、社員自らが現場で社会課題に直接触れ、当社グループが目指す方向性とパーパスの実践の促進に繋げています。4月の活動には社長をはじめ役員も参加し、生活者に向けてより良い習慣づくりに繋がるプログラムを提供しました。

スタッフとして参加する社長

当社グループは、これからも社員一丸となって、企業等と連携を図りながら子どもたちの健やかな未来に向けて活動を継続してまいります。

【関連情報】
◆ライオンコーポレートサイト おくちからだプロジェクト
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/inclusiveoralcare/okuchikarada/

◆活動ブログ サステナブルな社員より。
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/staff/4675

お問い合わせ窓口
ライオン株式会社 〒111-8644 東京都台東区蔵前1-3-28
<報道関係の方> コーポレートコミュニケーションセンター 03-6739-3443

以 上

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