ISCC PLUS認証(国際持続可能性カーボン認証)を新たに取得

2024/07/30  住友精化 株式会社 

2024年7月30日

住友精化株式会社

ISCCPLUS認証(国際持続可能性カーボン認証)を新たに取得
~マスバランス方式によるバイオマス由来等の原料を使用した
吸水性樹脂により紙おむつの環境負荷低減へ貢献~

住友精化株式会社(本社:大阪市中央区、社長:小川育三)は、姫路工場(兵庫県姫路市)で生産する吸水性樹脂(以下「SAP」)について、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCCPLUS認証(※1)(マスバランス方式(※2))を取得しました。

今回の認証は、昨年3月、当社グループ会社であるスミトモセイカポリマーズコリアカンパニーリミテッド(本社:韓国)において取得した、バイオマス由来の原料を使用したアクリル酸を使ったSAPを製造することについてのISCCPLUS認証と同じ内容です。

本認証により、当社姫路工場では、サステナブルな特性を持った原料の使用について信頼性が担保されたSAPの製造が可能になります。当該SAPは、お客様の製品ライフサイクル全体のCO2排出量削減に貢献することが期待されます。

<現時点における当社グループのISCC認証の取得状況>

会社名
認証時期
認証の内容

スミトモセイカポリマーズコリアカンパニーリミテッド(本社:韓国)2023年3月

スミトモセイカヨーロッパ
S.A./N.V.(本社:ベルギー)
2023年1月

住友精化株式会社
2024年7月


①バイオマス由来のアクリル酸を使ったSAPの製造
②バイオマス由来のアクリル酸と再生可能エネルギーを使用し製造された苛性ソーダを使ったSAPの製造

今後はシンガポール拠点においても本認証を取得するための体制の構築を進めていきます。当社グループは、ISCCの最新の規定に則り、ISCCPLUS要求事項に準拠することを約束し、宣言するとともに、環境に配慮した製品の開発に取り組んでいきます。

※1ISCC(InternationalSustainability&CarbonCertification)PLUS:持続可能性および炭素に関する国際認証で、全世界で販売されるバイオマス由来の原料やリサイクル原料を使用したサステナブルな製品について、サプライチェーン上で管理・担保するものです。この認証ではマスバランス方式(※2)の適用が認められています。

※2マスバランス方式(物資収支方式):生産に使用する原料について、バイオマス由来やリサイクル原料等のサステナブルな特性を持った原料と化石燃料由来等それ以外の原料が混合された場合、サステナブルな特性を持った原料の投入量に応じて、生産する製品の一部に対し、その特性の割り当てを行う手法です。

以上

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