ペプチドリーム、ポーラ化成工業との共同研究において2つ目のリードクライテリア達成のお知らせ

2024/08/08  ペプチドリーム 株式会社 

2024 年8月8日
ペ プ チドリーム株式会社
https://www.peptidream.com/

ペプチドリーム、ポーラ化成工業との共同研究において
2つ目のリードクライテリア達成のお知らせ


ペプチドリーム株式会社(代表取締役社長:リード・パトリック、本社:神奈川県川崎市、以下「当社」)は、ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社(以下「ポーラ化成工業」)と2019年3月27日に締結した共同研究、共同開発および商業化に関する覚書に基づき実施している共同研究(以下「本提携」)において、2 つ目の標的に対する特殊ペプチドがリードペプチドとして設定されていたクライテリアを新たに達成しましたので、お知らせいたします。これに伴い、当社はマイルストーンフィーを受領いたします(金額は非開示)。

本提携では、ポーラ化成工業のフロンティアリサーチセンターが保有する皮膚科学の知見と医薬部外品および化粧品の素材開発力と、当社が保有する独自の創薬開発プラットフォームシステムPDPS(Peptide Discovery Platform System)を用いて新たな機能をもつペプチドを作り出す技術を融合することで、有効性と安全性、安定性に優れた医薬部外品および化粧品の素材開発や皮膚に効果のある医薬品シーズの創出等の取り組みを進めております。

ペプチドリーム取締役副社長COO 舛屋圭一は次のように述べています。

「今般、ポーラ化成工業と共同で進めてきた共同研究において2023年12月に1つ目のリードクライテリアを達成したことに続き、今般2つ目のリード・マイルストーンを達成いたしました。両社による共同研究が順調に進捗していることを大変喜ばしく思っております。本提携での成果は、当社のPDPSを活用した特殊ペプチドが、医薬品のみならず、医薬部外品および化粧品の領域にも広く活用できる可能性を示すものと考えております。」

ポーラ化成工業 取締役執行役員 研究担当 鶴岡 宏樹は次のように述べています。

「ペプチドリームと共同で進めてきた素材研究が、2023年12月に引き続いて新たにマイルストーンを迎えました。これを足掛かりとして新規有効性成分等の開発をさらに加速してまいります。また本連携により、お客様一人ひとりの肌悩み改善に向けて、引き続きパイプラインを拡充して参りたいと考えています。」

ペプチドリームについて

ペプチドリーム株式会社(東証プライム市場 証券コード4587)は、環状ペプチドから新たな革新的医薬品を産み出すことで、アンメット・メディカル・ニーズに応え、世界中の人々の生活の質を向上させることを目指しています。放射性医薬品(RI)領域において、完全子会社であるPDRファーマを通じて日本で放射性医薬品の販売を行っています。また、独自の創薬開発プラットフォームであるPDPS (Peptide Discovery Platform System)技術を活用し、革新的な放射性治療薬や放射性診断薬を創製し、自社または提携プログラムとして開発しています。Non-RI領域においては、PDPSを活用したペプチド医薬品、ペプチド-薬物複合体(PDC)および多機能ペプチド複合体(MPC)による治療薬・診断薬への展開を共同研究開発パートナーによる広範囲なグローバル・ネットワークを構築し、幅広く進めております。ペプチドリームの本社の所在地は川崎市です。当社や当社技術、パイプラインについての詳細については、https://www.peptidream.comをご覧ください。

ポーラ化成工業 フロンティアリサーチセンターについて

ポーラ化成工業は、ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担います。研究所のフロンティアリサーチセンター(FRC:Frontier Research Center)では、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスのマルチプルインテリジェンスリサーチセンター(MIRC: Multiple Intelligence Research Center)が決定した研究戦略に基づいて、新規有効成分の開発や化粧品の枠を超えた新価値創出を担うなど、新規・既存事業へ活用するシーズを創出しています。

<ポーラ化成工業株式会社>
http://www.pola-rm.co.jp/index.html
<株式会社ポーラ・オルビスホールディングス>
https://www.po-holdings.co.jp/

【本リリースに関するお問い合わせ先】
ペプチドリーム株式会社 IR広報部 沖本
TEL:044-223-6612

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