2024年9月4日
北陸電力株式会社
「北陸地域の活性化」に関する研究助成事業の採択について
~能登半島地震の復興工事における廃瓦の地域コンクリートへの活用研究~
このたび、当社と石川工業高等専門学校が共同で応募した事業が、(一社)北陸地域づくり協会が公募する第30回「北陸地域の活性化」に関する研究助成事業に採択されましたのでお知らせします。
「北陸地域の活性化」に関する研究助成事業は、自立した地域づくり、地域活性化を促進する目的の研究助成事業です。この度、本年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」を契機として、防災・減災・復興をテーマとした研究の追加公募が行われ、当社と石川工業高等専門学校が共同で応募した「能登半島地震の復興工事における廃瓦の地域コンクリートへの活用研究」が研究助成事業として採択されました。
石川県では、古くから「能登瓦」が製造・利用されてきましたが、この度の「令和6年能登半島地震」の影響により、相当量の廃瓦が発生することが見込まれており、その適切な処理が課題となっています。
本事業は、廃瓦をコンクリート骨材としてリサイクルし、復興工事に活用することで、廃棄物処理の課題解決を目指すものです。
今後、廃瓦を「生コンクリート」や「コンクリート二次製品」へ利用する方法について、様々な角度から検討を行い、地域の復興支援の一助となれるよう研究を進めてまいります。
以 上
< 廃瓦のコンクリートへのリサイクルイメージ >