ガスメーターの検定有効期間超過に関する原因と再発防止策について [西部ガス]

2024/09/12  西部ガスホールディングス 株式会社 

ガスメーターの検定有効期間超過に関する原因と再発防止策について

2024年9月12日

西部ガス株式会社

西部ガス株式会社(以下、「弊社」)は、9月6日、都市ガスを供給する熊本エリアの一部のお客さまにおいて、都市ガスの使用量を計測するためのガスメーターの取り替えを、「計量法」で定める検定有効期間内に行えず、検定有効期間を超過したまま使用していたこと(以下、「本件」)を公表いたしましたが、本日、調査が完了しましたので、原因および再発防止策についてお知らせいたします。

この度は、都市ガスをご使用のお客さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

1.経緯について

7月31日、お客さまよりガスメーターの検定有効期間に関する確認のお電話がありました。この情報を受け、ただちに弊社およびガスメーター取替業務の委託先(西部ガスリアルライフ熊本(株))におけるガスメーターの取替計画および実績の調査を行いました。その結果、2024年6~8月に検定有効期間を満了する一部のガスメーターに取替遅延が生じ、結果として1,224件の検定有効期間の超過が発生いたしました。

その後、9月3日より対象ガスメーターの取り替えを進め、9月7日に取り替えが完了いたしました。なお、取り替え前のガスメーターでも通常のガスの使用および保安機能には問題ございません。

また、弊社内すべてのエリア(福岡・北九州・長崎・佐世保・島原)においても同様の事例の有無を全数調査いたしましたが、ガスメーターの検定有効期間超過は確認されておりません。

2.原因について

調査の結果、委託先における取替業務の従事者不足や、弊社内における取替実績管理の不備および取替業務に係るサポート体制が不十分であることが確認されました。

3.再発防止策について

委託先における要員体制面の整備に加え、弊社におけるデジタル化による正確で確実な業務管理体制の構築および委託先へのサポート体制の強化を行います。また、弊社ならびに委託先の従事者に本事例の周知や再教育等を実施します。

弊社は、本件を重大かつ厳粛に受け止めており、このような事例が二度と発生することがないよう、グループ全社を挙げて再発防止に努めてまいります。

以上

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