【開示事項の経過】当社におけるサイバー攻撃によるシステムの停止事案に関する調査結果の報告

2024/10/11  株式会社 関通 

2024 年10月 11 日
各 位
会社名 株式会社関通
代表者名 代表取締役社長 達城 久裕
(コード番号 :9326 東証グロース)
問合せ先 取締役副社長 達城 利卓
電話番号 06-6224-3361

【開示事項の経過】当社におけるサイバー攻撃による
システムの停止事案に関する調査結果の報告

2024 年9月 13 日に「当社におけるサイバー攻撃によるシステムの停止事案発生のお知らせ」にて開示致しましたとおり、当社におけるサイバー攻撃によるものと思われるシステム障害(以下、「本件」)が発生したことについて、調査で判明した内容及び今後の対応について、下記のとおりお知らせいたします。

1.調査で判明した事実
本件は、外部ネットワークとの接続口からの侵入であり、外部ネットワークから当社の複数のサーバーへ侵入し、暗号化を実施したことが判明しました。


2.影響をうけた範囲
本件において、当社が開発し利用、及び運営する入出庫に関わる複数のシステムが停止したことにより、当社及び当該システムを利用されている取引先様の入出庫処理の停止または遅延が発生しております。


3.個人情報の漏洩の可能性について 被害を受けたサーバーの一部に、個人情報が保管されていたため、個人情報保護委員会へ漏洩の可能性がある事案として第一報を入れております。 引き続き個人情報の漏洩については監視をし、当社が保有する個人情報の漏洩が判明した場合には、関係各所に速やかにご報告いたします。


4.業務復旧について
業務復旧のため、被害を受けた環境とは別に新環境を構築しております。新環境には常時監視する仕組みの導入など、今後の被害を防ぐための措置を講じております。 新環境においては、外部のセキュリティ専門業者によるセキュリティの確認を行ったうえで、業務復旧を行っており、業務再開を順次進めております。


5.対策及び今後の対応
当社は、物流に関わるシステムの利用及びご提供の観点から、個人情報管理の取扱い及び情報セキュリティ管理を適切に行っておりますが、当社及び取引様の業務の重要性を鑑み、より高度な情報セキュリティ対策の実現を目指し、引き続き対応を進めてまいります。 併せて、当社従業員への情報セキュリティに関する教育と意識向上、委託先へも再発防止策の展開・共有をしてまいります。


6.業績への影響
本件が当社グループの 2025 年2月期の業績に及ぼす影響については、精査中であります。
業績に及ぼす影響については、引き続き精査のうえ、開示が必要な場合は速やかに公表いたします。

以上

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