2024/12/27
2024 年 11 月 旅行取扱高状況報告
< 日本国内における旅行区分別取扱高 > (単位:千円)
区 分 取 扱 高 前年同月取扱高 前年同月比
海外旅行 21,833,380 21,403,783 102.0%
国内旅行 4,439,206 3,932,073 112.9%
訪日旅行 1,411,983 823,731 171.4%
合 計 27,684,570 26,159,588 105.8%
※株式会社エイチ・アイ・エス及びグループ 5 社(株式会社オリオンツアー、株式会社クオリタ、株式会社クルーズプラネット、株式会社ジャパンホリデートラベル、株式会社エイチ・アイ・エス沖縄)の社内取引を相殺した旧会計基準の取扱高となります。
■海外旅行
11 月 22 日より「HIS ブラックフライデー」と題して、間際の 12 月・1月出発を中心に“売切御免の今だけ価格”のセールを展開し、海外旅行の需要喚起を図りました。取扱高においては、引き続き欧州・中近東・アフリカ方面が牽引しており、中でも添乗員同行のパッケージツアーが前年同月比 145.9%と好調に推移したほか、韓国が前年同月比 107.5%と好調を維持しており、今秋就航の外国船ラグジュアリークルーズ「バイキング・エデン」の初便貸切りを実施した、釜山をめぐるツアーも押し上げた要因となりました。一方、北米、ハワイ・ミクロネシアは為替や、ハワイ線の減便影響などもあり、前年同月比を下回りました。
以上の結果、海外旅行取扱高は、前年同月比 102.0%の 218 億 3,338 万円となりました。
< 海外旅行取扱高 方面別 ・ 商品別 ・ チャネル別データ >
■国内旅行
スカイマークとのコラボレーション企画として「スカイマークタイムセール」を実施。関東発では宮古島行き、千歳発では沖縄本島行きが高い伸びをみせるなど、沖縄を中心に集客増加に繋がりました。取扱高においては、沖縄本島南部と石垣島の人気観光地を回るバスツアーのラインナップ拡充により、単価増がみられた沖縄が数字を牽引し、前年同月比 102.3%となりました。商品別ではバスツアーにおいて、環境省認定の「日本一星空がきれいな村」である?野県・阿智村にて、標高 1,400mの山頂を貸し切りした「星空ナイトツアー」を実施するなど、オリジナルコンテンツの拡充により宿泊を伴うバスツアーの利用が増加し、前年同月比 112.1%の単価増となりました。
以上の結果、国内旅行取扱高は、前年同月比 112.9%の 44 億 3,920 万円となりました。
■訪日旅行
独立行政法人日本芸術文化振興会と連携し、訪日外国人旅行者向けに初春歌舞伎鑑賞日帰りバスツアーの販売を開始しました。閉場中の国立劇場を有効活用する事業の第一弾として、国立劇場の舞台施設や楽屋などを見学するバックステージツアーをはじめ、実際の歌舞伎で俳優が着用していた衣裳を羽織る体験と、舞台背景の前での写真撮影といった特別企画を通じて、日本の伝統芸能の魅力発信に努めました。取扱高においては、欧米からの団体旅行の受客が好調に推移しており、特に北米からの団体旅行の受客においては、内容充実の体験型のシリーズツアーの受客が増加しており、前年同月比 143%と取扱高を牽引しました。また、欧州からの受客強化により、イタリア・イギリス・スペインからの団体旅行が増加し、前年同月比 153%と高い伸びをみせました。
以上の結果、訪日旅行取扱高は、前年同月比 171.4%の 14 億 1,198 万円となりました。
2024 年 11 月の日本国内における旅行取扱高合計は、前年同月比 105.8%の 276 億 8,457 万円となりました。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.his.co.jp/assets/202411.pdf