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2025.01.06
若月雄一郎 取締役 代表執行役共同社長 新年ご挨拶
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2025年1月6日
会社名 日本ペイントホールディングス株式会社 代表者名 取締役 代表執行役共同社長
若月 雄一郎
取締役 代表執行役共同社長
ウィー・シューキム 問合せ先 理事
インベスターリレーション部長
サステナビリティ部長
広報部長
田中 良輔
(TEL 050-3131-7416)
若月雄一郎 取締役 代表執行役共同社長 新年ご挨拶
皆さま、明けましておめでとうございます。日本ペイントホールディングス取締役 代表執行役共同社長 若月雄一郎です。旧年中は日本ペイントグループの製品をご愛顧いただき、また弊社グループの活動に多大なご理解とご協力を賜り、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
日本中が震撼した能登半島地震から始まった2024年は、大きなニュースが次々と起きた1年でした。国内では円安が進み、7月には34年振りとなる1ドル160円台を記録するなか、当社グループは既存事業の拡大と、積極的なM&Aの両輪で成長を加速させ、「株主価値最大化(MSV)」の実現を目指してまいりました。
国内事業においては、日本グループの営業機能を横断で統括するCCO※1を設置したことで、グループ内の協業が進み、新たな市場の開拓を効率的且つ能動的に推進できる体制を整えました。グループ全体最適視点での業務プロセスの改善など、業務効率化を進めつつ、社員の声から派生した多数のプロジェクトを立ち上げ、地道な活動を実施してきたことで、市況は厳しいながらも利益率を改善しました。また、2024年は建築用から新ブランド「グランセラシリーズ」や重防食用「タンジオーラ」、自動車補修用「naxライトベール」など、多数の新製品を発売いたしました。
海外事業においては、特に建築用で多くの地域でシェアを伸ばすなど、厳しい事業環境の中でも着実に成長をしてまいりました。また、昨年10月には米国のグローバル・スペシャリティ・フォーミュレーターであるAOC社の買収を発表しました。当社の優れたアセット・ポートフォリオにAOC社が新たな柱として加わることで、EPSの積み上げに大きく貢献するとともに、将来にわたり、さらなる成長を期待しています。今後も当社のアセット・アセンブラーの経営方針のもと、積極的なM&Aで成長を加速させてまいります。
私たちを取り巻く外部環境は相変わらず不透明ではありますが、2025年はますます持続可能な社会に向けてカーボンニュートラルへの対応が加速していくと予想しています。当社としても、低温硬化や低VOC製品など、サステナブル製品・技術の開発に力を注ぐとともに、フィルム事業の拡大や新規技術の開発にも積極的に取り組んでまいります。また、グローバルに広がるパートナー会社の知見を共有しながら、販売チャンネルやブランド、技術などを相互に活用することで成長を加速させてまいります。
国内においては、既に設置しているCCOやCTO※2に引き続き、日本グループの生産物流を統括するCSCO※3、管理を統括するCAO※4などを新たに設置し、事業軸と機能軸の両軸で能動的に運営する組織とします。グループ一体運営で変化する市場を的確に捉え、顧客のニーズに俊敏に対応してまいります。さらに今年は、東京事業所内に建設中の新技研棟が竣工する予定です。グループ間連携を強化し、イノベーションを生み出す環境を整え、研究開発を加速させてまいります。
※1 CCO(チーフコマーシャルオフィサー):最高営業責任者
※2 CTO(チーフテクノロジーオフィサー):最高技術責任者
※3 CSCO(チーフサプライチェーンオフィサー):最高サプサイチェーン責任者
※4 CAO(チーフアドミニストレイティブオフィサー):最高管理責任者
最後に、本年が皆さまにとって、実りの多い、佳き年となりますことを祈念いたします。変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
以上
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