【富士吉田市 自動運転EVバス実証実験第2弾】 市街地公道(富士みち)における実証実験 2025年1月31日(金)より開始

2025/01/07  富士急行 株式会社 

2025 年 1 月 7 日
富士吉田市
富士急行株式会社
富士急バス株式会社
BOLDLY 株式会社

【富士吉田市 自動運転 EV バス実証実験第 2 弾】
市街地公道(富士みち)における実証実験
2025 年 1 月 31 日(金)より開始
~持続可能なまちづくり・富士山のオーバーツーリズム対策と脱炭素化へ~

山梨県富士吉田市(市長:堀内茂)、富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、取締役社長:堀内光一郎)、富士急バス株式会社(山梨県南都留郡富士河口湖町、取締役社長:古屋毅)、BOLDLY 株式会社(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:佐治友基)は、持続可能な地域公共交通の実現を目指し、自動運転 EV バス運行の実証実験(以下「本実証」)を実施しています。

2024 年 11 月には富士山の麓から五合目を結ぶ自動車道「富士スバルライン」ルートにて実証を行いましたが、富士吉田市内の公道「富士みち」を中心とした市内を循環するルートにおける実証運行を 2025 年 1 月 31 日(金)~2 月 28 日(金)に行うことを決定いたしました。

本実証は、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業補助金(自動運転社会実装推進事業)」の採択を受け、少子高齢化や運転士不足、訪日外国人観光客の急増等地域公共交通に関わる様々な課題の解決に加え、富士山のオーバーツーリズム対策や脱炭素化といった持続的な富士山の環境保全を図ることを目的に、地方公共団体、関係行政機関、交通事業者による【富士吉田市レベル4モビリティ・地域コミッティ】を設立し、自動運転レベル 4 を見据えた取り組みとして実施するものです。

また今回は、自動運転システムと遠隔監視システムを搭載した新型の自動運転 EV バスを導入し、遠隔監視員及び乗務員を配置して自動運転レベル 2 で運行します。これにより、自動運転 EV バスの運行に関わる経営面や技術面、社会受容性を検証し、2025 年度における自動運転レベル 4 の社会実装を目指します。

「富士みち循環ルート」は観光施設・商店街・公共施設などが集まる中心エリア

「富士みち」は富士山に向かって一直線にのびる道路で、ルート周辺は「商店街」「富士山駅」「世界遺産構成資産」の 3 つのエリアに分かれています。2023 年度実証結果から、生活・観光路線としてのニーズを踏まえ、走行距離を約 5km 拡張させた循環型ルートへ変更し実施します。これにより、市役所や学校等の「生活・公共施設」エリアが加わり、地域住民に対する市内のアクセス向上に繋がるほか、訪日観光客の二次交通手段として地域の回遊性向上や地域経済への波及効果が期待されます。

また、ルート上の宮川橋北詰交差点では、交差点信号柱に設置した 3D センサー等で構成される路側機により検知した歩行者や自転車の通行状況を車両側に伝達する「路車協調システム」と、今回初となる信号機灯色の変化の情報を予め車両側へ伝達する「信号協調システム」の実証実験を実施し、自動運転の走行安全性向上について効果検証を行います。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.fujikyu.co.jp/data/news_pdf/pdf_file2_1736246556.pdf

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