2025 年7月4日
JR 九州と株式会社SkyDriveが資本業務提携
(※1)
~九州における「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けた取り組みを加速~
九州旅客鉄道株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長執行役員:古宮 洋二、以下JR九州)と「空飛ぶクルマ」の開発およびドローン関連サービスを提供する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役/CEO福澤知浩、以下SkyDrive)は、九州エリアにおける「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けた取組み強化を目的に資本業務提携を締結したことをお知らせいたします。
■資本業務提携の目的
JR 九州とSkyDrive は 2024 年7月に連携協定を締結、2025年2月には大分県と「空飛ぶクルマ」の運航に向けた包括連携協定を締結し、事業検討を重ねてきました。この度、資本業務提携を通じてさらに強固な協力関係を築くことで、両社の取組みを加速させ、当社グループのビジネス領域の拡大や九州エリアの価値向上に注力してまいります。
■代表者コメント
<九州旅客鉄道株式会社 代表取締役社長執行役員 古宮 洋二>
「空飛ぶクルマ」は九州の豊かな観光資源を空から楽しむという新しい体験価値を提供するだけでなく、地域における日常の移動手段としての新たな可能性を追求するものであり、地域の発展に大いに寄与できると考えています。また、本事業は当社が中期経営計画において重点戦略としている「サステナブルなモビリティサービスの実現」「事業間連携の強化によるまちづくり」「未来への種まき」に合致するものであり、この度の資本業務提携を機に九州の魅力をさらに引き出し、地域の皆様と共にこのプロジェクトを進めてまいります。
※1 空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。
引用元:国土交通省(令和6年4月付) https://www.mlit.go.jp/koku/content/001739488.pdf
■現在の取組み
JR 九州とSkyDriveは包括連携協定に基づき、大分県を中心とした「空飛ぶクルマ」の社会実装の検討を行っており、本年度は同県の「令和7年度次世代空モビリティ商用サービス開発事業費補助金」(※2)を活用した検討・調査事業を実施しています。具体的には 2028 年度頃のサービス開始を目指し、離発着場候補地の調査、社会受容性向上に向けた取り組みなど、より詳細な事業検討を進めてまいります。
※2 https://pref.oita.jp/soshiki/14270/oitaadvancedairmobility-r7result.html
会社概要
? 九州旅客鉄道株式会社
所在地 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目25番21号
代表者 代表取締役社長執行役員 古宮 洋二
設立 1987 年4月
資本金 160 億円
事業内容
・運輸サービス事業
・不動産・ホテル事業
・流通・外食事業
・建設事業
・ビジネスサービス事業
企業URL http://www.jrkyushu.co.jp
? 株式会社SkyDrive
所在地
豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1
豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2
豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区
名古屋空港オフィス:愛知県西春日井郡豊山町大字豊場 県営名古屋空港2F
東京オフィス:東京都千代田区平河町1-3-13 平河町フロントビル3F
大阪オフィス:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第一ビル8F
代表者 代表取締役CEO 福澤知浩
設立 2018 年7月
事業内容
・空飛ぶクルマ(電動垂直離着陸航空機(eVTOL))の開発・製造・販売・運航サービス等
・物流ドローンの開発・製造・販売・運用サービス・コンサルティング等
・ドローンショーの企画・運航サービス等
企業URL https://skydrive2020.com/