2025年12月1日
東海旅客鉄道株式会社
名古屋ステーション開発㈱
ジェイアール東海建設㈱
11月21日に発生した名古屋駅 中央コンコースにおける天井パネル等の落下について 11月21日に発生した、名古屋駅の中央コンコースにおける天井パネル等の落下事象に関して、お怪我をされたお客様には心よりお詫びとお見舞いを申し上げます。また、名古屋駅をご利用のお客様にご迷惑とご心配をお掛けしましたことを重ねてお詫び申し上げます。
その後の調査の結果、判明した原因と対策を以下のとおりお知らせします。
1.発生日時 2025年11月21日(金)14時05分頃
2.発生場所 名古屋駅 中央コンコース 桜通線エレベーター前付近(別紙参照)
3.落下物
・天井パネル(写真銀色部分)と壁ボード(写真クリーム色部分)
・高さ:約3.3mの高さより落下
・形状:L字型(断面240mm×310mm)
・長さ:約3900mm
・重量:約30kg
・材質:アルミ部材(天井パネル)、石膏ボード(壁ボード)
4.けが人の有無
・1名(60代男性)
5.原 因
・駅構内などの店舗管理を行う名古屋ステーション開発(株)が8月22日未明に店舗外装工事を実施した際に、工事請負業者であるジェイアール東海建設(株)が壁ボードの固定状況の確認を行わないまま、天井パネルに繋がる壁ボードの一部を撤去した結果、当該天井パネル等が不安定となり、落下に至ったものです。(詳細は別紙参照)
6.対 策
・名古屋駅の中央コンコースにおいて同じ工事を行っていた他2箇所について、11月21日に天井パネルの固定状況を緊急点検し、天井パネルが落下した箇所と同じ構造ではありませんでしたが、念のため落下防止の措置を取りました。
・その他の天井工事実施箇所についても11月28日までに全駅で安全確認を完了しています。
・今後は、全ての駅の工事について、工事における図面等の事前確認及び施工時の天井裏の目視・触手等による現場確認を徹底します。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044784.pdf