中崎発電所の出力増加 2025年12月12日
北陸電力株式会社
当社は、中崎発電所(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂)の発電所出力を300kW増加し、12月11日から営業運転を開始しましたので、お知らせします。
当社グループでは、新中期経営計画における電源の脱炭素化の取組みの一つとして「再生可能エネルギー電源の発電所出力を2030年代早期に+100万kW以上(2018年度対比)」の開発目標を掲げ、その目標達成に向けて、既設水力発電所の改修や既存設備の有効活用等を行い、発電所出力の増加に取り組んでおります。
このたび、神通川水系蒲田川の中崎発電所で実施した水車の設備改修(水車羽根車の取替)により、発電所出力を300kW増加できることを確認したため、出力を変更しました。
なお、この出力変更に伴い、電気事業法の規定※1に基づく「発電事業変更届出書」を2025年4月21日に経済産業大臣へ届け出しております。
当社は、引き続き、再生可能エネルギーの導入拡大などにより、脱炭素社会の実現に積極的に取り組んでまいります。
<発電所概要>
発電所名 中崎発電所
発電所出力 10,800kW (300kW増)
増加発電電力量 約90万kWh/年※2
CO2排出量削減効果 約370トン/年※3
以上
別 紙:中崎発電所の概要
※1 電気事業法の規定(第27条の27第3項、第4項)
発電事業の届出事項に変更がある場合、経済産業大臣への届出が必要
※2 一般家庭約330世帯の年間使用電力量に相当
※3 当社2024年度調整後CO2排出係数を使用して試算
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https://www.rikuden.co.jp/press/attach/25121201.pdf?1765500427