令 和 ７ 年 １ ２ 月 １ ９ 日
四 国 電 力 株 式 会 社
伊方発電所３号機 定期検査工程の変更について
伊方発電所３号機（定格電気出力８９万キロワット）は第１８回定期検査中のところ、本年１２月１６日に発生した以下の事象への対応により、送電開始日が当初の予定日
令和７年１２月２５日）から１日遅れの１２月２６日となる見通しとなりましたのでお知らせいたします。
事 象
発生月日
県の公表区分
伊 方 発 電 所 ３ 号 機 空 調 用 冷 凍 機 ３ Ｂ の 不 具 合 に ついて
12 月 16 日
Ｃ
当該事象については、安全協定に基づき、当社から愛媛県および伊方町ほか関係 自治体に通報連絡を実施しております。
愛媛県の公表区分では、Ｃ区分（翌月１３日に公表）ですが、定期検査工程に変更が 生じる見通しであることを踏まえ、通報連絡の内容についてお知らせいたします。
なお、本事象によるプラントの安全性への影響および環境への放射能の影響は ありません。
（別紙）伊方発電所３号機 空調用冷凍機３Ｂの不具合について
以上
伊方発電所３号機 空調用冷凍機３Ｂの不具合について
伊方発電所３号機は第１８回定期検査中において、機器の自動起動を確認する検査※１を実施中のところ、空調用冷凍機※２３Ｂが不調であったため、保修員が確認を行い、 １２月１６日２１時０分、当該空調用冷凍機の詳細な点検が必要と判断しました。
調査の結果、当該空調用冷凍機に異常はなく、当該空調用冷凍機の冷水流量が所定の流量を確保できていないことから、当該空調用冷凍機が正常に起動しなかったことを確認しました。このため、冷水流量について、空調用冷水系統内にある流量調整弁を調整し、所定の流量を確保しました。
その後、再度検査を行い、当該空調用冷凍機が問題なく起動することを確認したため、１２月１７日１５時５２分、通常状態に復旧しました。
本事象によるプラントの安全性への影響および環境への放射能の影響はありません。
※１ 自動起動信号を発信させ、非常用ディーゼル発電機、空調用冷凍機、ポンプ等の所定の機器が自動起動すること、および起動後の運転状態を確認する検査。
※２ 中央制御室等の換気空調機能を維持するための冷水系統を冷やすための冷凍機。
