志賀原子力発電所 緊急時対策支援システムへの伝送の再開について

2025/12/23  北陸電力 株式会社 

2025 年12 月23 日

北陸電力株式会社

志賀原子力発電所 緊急時対策支援システムへの伝送の再開について

12 月 22 日 15 時 59 分、志賀原子力発電所1、2号機において、国の緊急時対策支援システム※1(以下、「ERSS」)へのデータ伝送が停止しました。

発電所設備に異常等はなく、中央制御室でプラント状態を通常通り監視できており、原子力発電所の安全性に問題がないことを確認しています。

また、伝送が停止している間、ERSSにて伝送要求のあるパラメータ※2については、適宜、メールなどにより国に報告しております。

なお、石川県、富山県及び当社のホームページにて公表している環境放射線等※3の発電所リアルタイム表示は、正常であることを確認しております。

本事象による外部への放射能の影響はありません。

(12 月 22 日お知らせ済み)

その後、伝送に係る機器の通信状態の確認等を行い、伝送サーバーを予備に切替えたことにより、12 月 23 日0時 19 分に、データ伝送を再開しました。

今後、原因を調査してまいります。

※1 緊急時対策支援システム(ERSS:Emergency Response Support System)
原子力施設から常時伝送されるプラントパラメータ情報を受け、原子力施設の状況を把握するための原子力規制庁のシステム

※2 原子炉水位、原子炉圧力、炉水温度、原子炉格納容器圧力・温度、モニタリングポスト、排気筒モニタ、発電機出力、所内電源の電圧、主要なポンプ・弁の作動状況など

※3 モニタリングポスト、排気筒モニタ、発電機出力など

以上

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