2026年度 ANAグループ入社式 芝田グループCEO挨拶(要旨)

2026/04/01  ANAホールディングス 株式会社 

第26-001号
2026年4月1日

2026年度 ANAグループ入社式 芝田グループCEO挨拶(要旨)

皆さん、おはようございます。ANAホールディングス代表取締役社長の芝田です。

本日、これからのANAグループを担う、40社、2801名の新しい仲間を迎えられることを、大変力強く、そして嬉しく思います。
ANAグループを代表して、皆さんの入社を心から歓迎いたします。

皆さんがANAグループの一員となるにあたり、決して忘れてはならないことは、安全は経営の基盤であり、社会への責務である、という思いです。
この格納庫は、日々の航空機整備に加え、約3年に一度、航空機を部品レベルまで点検し、安全に空を飛び続けるための整備を行う、航空会社にとってはまさに安全の原点となる場所です。
我々が堅持すべき安全は、航空機の運航に関わる安全だけではありません。皆さんのそれぞれの職場、業務によって、食の安全、お客様からお預かりする個人情報、社員の作業安全など、多岐にわたります。

この格納庫で迎えた今日の日を、一人ひとりが責任を持ち、ANAグループの安全を堅持していくプロ集団の一員となる決意の日だと肝に銘じていただきたいと思います。

ANAグループは1952年、2機のヘリコプターと28名の社員で、「純民間企業」として産声を上げました。ゼロからの挑戦でしたが、私たちの先達は「自分たちの手で新しい空を開拓し、いつか世界へ羽ばたく」という壮大な夢を追い続けてきました。

社歌にある通り、この未知の領域へ踏み出す際の「心意気と誇り」は、今も私たちのDNAとして刻まれています。
創業当時から続くチャレンジ精神こそが、こんにち、世界のトップエアライングループとして成長するANAグループの力の源となっています。
皆さんにも、既存の枠組みに捉われない柔軟な発想で挑戦し続けてほしいと願っています。

新しい環境で悩んだり、壁にぶつかったりすることもあるでしょう。しかし、それに立ち向かい、解決しようとする努力は必ず実を結びます。
そして、それぞれの職場には、皆さんと共に考え、皆さんの挑戦をしっかり支える多くの先輩や仲間がいることを、常に思い起こしてほしいと思います。

現在、ANAグループを取り巻く事業環境は、日本国内のみならず世界の政治、経済情勢、そして技術革新に大きく左右されるところであり、私たちは常に変化に対して感度を上げ、果断に即応することが求められます。
足下では、イランへの米国の攻撃が発生するなど、世界で発生する地政学リスクを巡る情勢は予断を許しません。

ANAでは、先月、日本国政府から要請を受け、オマーンのマスカットからの邦人退避チャーターを運航しました。ANAの定期便が就航していない空港へのチャーター便となり、非常に難しいオペレーションでしたが、当初計画通り運航することができました。
現地からのやっとの思いで退避してこられたお客様から、安堵と感謝の声をいただき、社会インフラとしての航空の果たす大きな役割と責任に、改めて思い至ったところです。

ANAグループは、航空事業を柱として、航空関連事業や商社事業、物流事業、不動産事業など、様々な領域でESG 経営を推進することで、人とモノのつながりを広げ、経済的価値と社会的価値の創出を目指していきます。

これまでの3年間は、コロナ禍からの復元に全力を注ぎ、すべてのグループ社員の貢献により、計画を前倒しするスピードで業績を回復させることができました。

昨年は、日本貨物航空(NCA)が仲間に加わり、アジアを代表するコンビネーションキャリアとして、世界の物流を牽引する体制が整いました。
皆さんを迎える今年度からは、2030年に向けて航空機やDXを中心に、2.7兆円という過去最大規模の投資を実行し、ANAグループの持続的成長を実現していきます。

皆さんは、この変革を実現する主役です。

これまでのANAグループの成長を支えてきた多くの先輩社員と同様、皆さん自身も是非日々努力し、挑戦し、そして互いを尊重し、高め合い、これからのANAグループの成長を実現する大きな力となっていただけることを期待します。

一人ひとりが、それぞれの職場で誇りと喜びを持って、生き生きと働き、皆さん自身、そしてお客様、社会の可能性を広げることで、日本を、世界をワクワクで満たしていきましょう。

皆さん、一緒に頑張りましょう。

以上

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    ANAホールディングス(株)
    広報・コーポレートブランド推進部
    03-6735-1111

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