2026年4月15日
国立大学法人長岡技術科学大学
東京電力ホールディングス株式会社
防災ワクチンの概念に立脚した教材開発と 研修の普及啓発の活動が文部科学大臣表彰を受賞 -地域のレジリエンス向上を目指した「防災ワクチン」の活動- 長岡技術科学大学地域防災実践研究センターと東京電力ホールディングス株式会社が推進する地域のレジリエンス向上を目指した「防災ワクチン」の活動が、このたび令和8年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)を受賞しました。
新潟県で生まれた「防災ワクチン」の概念が、本受賞を機に全国・世界へとさらに展開することが期待されます。
■受賞対象となった取組みの概要
防災ワクチンの概念に立脚した教材と研修の普及啓発
【目的】
災害を「他人ごと」と捉える社会課題に対し、知識中心の防災から当事者意識と主体性を育む「主体」防災への転換を目指す。
【内容】
弱毒化した疑似体験によって内在する対応力を引き出す「防災ワクチン」の概念を提唱し、それを具現化する研修手法や学習教材の開発・普及に取り組む。
「防災ワクチン」の概念を体現する取組みとして、以下の研修手法・教材を体系的に開発し、学校・自治体・企業と連携した産学官協働によって社会実装化を図る。
1.一枚の写真から災害リスクを読み解くワークショップ手法の考案
2.通電火災の仕組みを体験的に学べる「ブレーカーキット」の開発・商品化
3.家庭で停電を疑似体験する「ブラックアウト大作戦」の実施
【効果】
子どもから大人までが災害を自分ごととして捉え、適時・的確に行動する力が育まれるとともに、通電火災の防止や停電への備えの向上が図られ、地域のレジリエンス強化と国民の安全・安心の確保に寄与している。
■受賞者
① 長岡技術科学大学 機械系 教授 上村靖司
② 長岡技術科学大学 技術科学イノベーション系 教授 山口隆司
③ 東京電力ホールディングス株式会社 フェロー(長岡技術科学大学 客員教授)吉澤厚文
④ 長岡技術科学大学 環境社会基盤系 准教授 渡利高大
⑤ 長岡技術科学大学 技術科学イノベーション系 助教 Nur Adlin Binti Abu Bakar
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.tepco.co.jp/press/release/2026/pdf2/260415j0301.pdf