2026年4月30日
オ ン コ リ ス バ イ オ フ ァ ー マ 株 式 会 社
腫瘍溶解ウイルスOBP-301のIOVC2026発表に関するお知らせ
アイスランドで開催されたInternational Oncolytic Virus Conference(IOVC)2026において、腫瘍溶解ウイルスOBP-301に関する発表が行われましたので、お知らせいたします。
発表の概要
1.開催日:2026年4月29日(現地時間)
2.題目:“Long Term Survival with Oncolytic Viral therapy: Final results of a Phase II study of Telomelysin (OBP-301) in combination with pembrolizumab in gastroesophageal (GEA) adenocarcinoma”
3.内容:米国ニューヨーク州のコーネル大学を中心として、2019年5月から投与が開始された「腫瘍溶解ウイルスOBP-301と抗PD-1抗体ペムブロリズマブ併用の米国Phase2医師主導治験」について、長期生存率が発表されました。
本治験では、胃がん及び胃食道接合部がんを対象に16例の患者を登録し、OBP-301と抗PD-1抗体ペムブロリズマブを併用した際の有効性及び安全性が評価されました。
今回の発表では、5年全生存率は13%であることが報告されました。がん組織でのPD-L1タンパク質の発現状況を示すPD-L1複合陽性スコアは、OBP-301投与後に2例で上昇したことが報告されました。また、がん細胞へ免疫細胞が浸潤した症例が確認されたことも報告されました。
当社コメント
この試験は胃がん患者のサードラインを想定して進められた臨床試験であり、状態の悪い患者が組み入れられました。この結果を基に、現在コーネル大学を中心にセカンドラインを想定したOBP-301とペムブロリズマブの併用試験が進められています。
本件による2026 年 12 月期の当社業績への影響はありません。
以上