アーティスト 高屋永遠 - 化粧品原料を用いた絵画「揺動する絵画空間」4/24より開催

2023/04/24  株式会社 Compath 

SHISEIDO みらい研究グループ × 美術家 高屋永遠 ~ メーキャップで描く油絵

アーティスト・高屋永遠は、2023年4月24日(月)から5月13日(土)までの会期(日曜休館)で、株式会社資生堂 みらい研究グループとの共同研究の成果を公開する展示「揺動する絵画空間──化粧品原料を用いた表現の研究」を開催いたします。



メイクアップ製品に配合される「パール剤」という顔料は、見る人の角度に応じて光り方が変わるという興味深い性質を持っています。共同研究では、この顔料を「画材」としての魅力や、それがもたらす新たな表現の可能性を探究するために、油彩画、水墨画、フレスコ画などの平面芸術の描法、筆法を幅広く調べ上げ、新しい絵画表現の探究をしました。本展では、そうした技法研究の成果や、新しい絵画表現として化粧用パール剤を画材として用いて制作した油彩画作品《罔象 此方/彼方》、および制作研究の現場を再現したアトリエのジオラマを展示します。油彩画《罔象 此方/彼方》は、一見、曖昧な形象を繊細な色彩で描く高屋らしい画風の抽象画ですが、見る角度によって水の波紋のような像が浮かび上がります。「もうしょう(漂うさま。虚無で形のないこと)」と「ミズハ(水をつかさどる神)」という、二つの読みを持つ「罔象」は、眼前に二つの現れをもたらすパール剤の可能性を、最大限に引き出した作品といえるでしょう。また、会期中にはワークショップ「フィンガー・ペイントでキャンバスに花びらを描いてみよう」(5月5日、6日)およびアーティストトーク(6日)が同時開催されます。高屋永遠と株式会社資生堂みらい研究グループが共同で開拓した、新たな絵画表現の可能性。美術と化粧品の独自の融合がもたらす世界をぜひ会場でお確かめください。


【同時開催イベント】◆ワークショップ「フィンガー・ペイントでキャンバスに花びらを描いてみよう」指筆とパール剤を調合した絵具を使って気軽にキャンバスに絵を描いてみたい方に参加いただけるワークショップを開催します。日時:5月5日(金)11:00-12:00、13:30-14:305月6日(土)14:00-15:00定員:各回10名(先着順)参加費:無料参加方法:要予約 予約サイトURL:https://peatix.com/event/3546508◆アーティストトーク 高屋永遠×山本浩貴(文化研究者)×山脇竹生(資生堂)研究を立ち上げた資生堂・山脇研究員、現代美術を専門とする文化研究者の山本浩貴氏とともに、今回の絵画制作についてお話します。日時:5月6日(土)17:00-18:00定員:50名まで(先着順)参加費:無料参加方法:要予約 予約サイトURL:https://peatix.com/event/3546594

【展示会概要】会期:2023年4月24日(月)~ 5月13日(土)会場:資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)https://spark.shiseido.co.jp/

   神奈川県横浜市西区高島一丁目2番11号   みなとみらい線「新高島」駅 1・2番出口すぐ   JR/市営地下鉄「横浜」駅東口から徒歩10分   開館時間:11:00 ~ 18:00休館日:日曜休館入場料:無料

【お問い合わせ先】info@whynot.tokyo

高屋永遠|たかや とわ画家・WHYNOT.TOKYO主宰1992年東京都生まれ。現在、東京を拠点に活動。流麗な線と神秘的な色彩が特徴的な絵画は、 空間、時間、存在についての領域横断的な考察に基づき制作される。高屋は絵画を「存在とは 何か」を問う形而上学的な探究と位置付けながら、並行して仮想現実上での実験的な描画方法 を探求。2019年より、アーティストや美術分野で活動する個人の交流を目的としたアーティストランスペー スWHYNOT.TOKYOを主宰。継続的に、美術を通した連帯とコミュニティー形成に取り組む。<略歴>2015 ロンドン大学 ゴールドスミスカレッジ 芸術学士 卒業 2012 ロンドン芸術大学 セントラル・セントマーティンズカレッジ ファンデーションディプロマ修了<主な展覧会>2023 JOY AFTER ALL - 花信風 Lurf MUSEUM (東京、日本)2023 Chroma Distance POLA MUSEUM ANNEX (東京、日本)2022 Fine Art Collection 松坂屋名古屋店(名古屋、日本)2022 diverse paintings 西武渋谷店(東京、日本)2022 柔らかな万象(個展) MONKEY GALLERY(東京、日本)2022 『ART IS ...』vol.1 WHAT CAFE × WHYNOT.TOKYO EXHIBITION WHAT CAFE(東京、日本)2022 ASYAAF Art Fair Hongik museum of art(韓国、ソウル)2022 CONNECTING DOTS GALERIA AZUR Berlin(ベルリン、ドイツ) 2021 Slowly but Surely(個展) WHYNOT.TOKYO(東京、日本) 2020 The Inevitable WHYNOT.TOKYO(東京、日本)2019 Arcus Pride Art Exhibiton Clifford Chance International Law firm(東京、日本) 2019 ART FAIR TOKYO 2019 東京国際フォーラム(東京、日本)2018 Smile of Flowers 小林画廊(東京、日本)2017 Adobe MAX Japan パシフィコ横浜(横浜、神奈川)2016 On The Threshold II : Formal Presence オリエンタル博物館(ダラム、イギリス)2015 On The Threshold オリエンタル博物館(ダラム、イギリス)2009 第83回 国展 新国立美術館(六本木、東京)<受賞歴>2017 ヤングクリエーターズアワード2017 入選 MIギャラリー(大阪、日本)2014 RAW TALENT 2014 Art EXHIBITION 入選 Dalston Department Store(ロンドン、英国)2009 第83回国展 入選 国立新美術館(東京、日本)ホームページ|http://towatakaya.com/Instagram|@towatakaya

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