スズキワールドカップ2023 第34回エアロビック世界大会開催

2023/04/26  公益社団法人 日本エアロビック連盟 

4年ぶりに開催の世界大会で日本選手がメダルラッシュ!<大会結果速報>

エアロビック競技世界一を決める「スズキワールドカップ2023 第34回エアロビック世界大会」[主催:公益社団法人日本エアロビック連盟(会長:遠藤 利明)、国際エアロビック連盟、国際体操連盟]が、4月22日、23日の2日間にわたり、東京・大田区総合体育館で開催されました。 <日本エアロビック連盟公式サイト  https://www.aerobic.or.jp>



「スズキワールドカップ」は1990年に始まったエアロビック競技世界最高峰の大会のひとつで、FIG World Cup Seriesとして4年ぶりの開催となりました。世界18の国と地域から約150名の選手が参加し、全13部門で
エアロビック競技の世界一が決定いたしました。
 今大会は、有観客での開催となり大歓声、応援コールで会場は熱気にあふれ、選手たちも競技ができることに感謝を込めて観客の声援を力にし、日ごろの練習の成果を存分に発揮しました。

シニア男子シングル部門は、斉藤瑞己選手が6度目の優勝、女子シングル部門は、北爪凜々選手が3連覇!

男子シングル部門は、斉藤瑞己(群馬県太田市/SKJ)が2大会連続6度目の優勝。ボクシングをモチーフにした演技の中で、正確なステップと高難度の技を実施し、前回大会に続いて大会最高得点の21.300点を獲得しました。身体能力の高さが際立つこの部門で厳しい闘いの中、最後のポーズを決めた後、天を仰ぐ斉藤選手。優勝後のインタビューでは、万感の思いからか涙が溢れる姿が印象的でした。

女子シングル部門は、北爪凜々(群馬県太田市/SKJ)がリズミカルで華麗なステップとカリスマ性の高い存在感を魅せる圧巻の演技を披露。各国代表が予選よりスコアを落としてしまう中、予選と同じ20.550点の高得点で3大会連続優勝を果たしました。

男女混合2人組のミックス・ペア部門では、日本の斉藤・北爪ペアが、安定感と一致性のある美しい演技で
優勝候補のベトナム、スペイン勢を抑えて2大会連続優勝を勝ち取りました。

2つに年齢区分が分けられるジュニア世代「エイジ・グループ」(12~14歳)で若き日本代表も活躍しました。
女子シングル部門で高橋奏葉(群馬県前橋市/エアロビックアスリートチーム ジムナ)が2大会連覇、ミックス・ペア部門で長橋奏星、山本瑠菜(神奈川県/FFK YOKOHAMA、WAC)が初優勝、トリオ部門で岡日菜多、
知崎百華、中島心々音(愛知県/AE刈谷)が初優勝を果たしました。

「ジュニア」(15~17歳)では、スペイン、ポルトガル、アジア勢ではベトナムの活躍が目覚ましい大会となりました。※その他の結果は、3~4頁をご覧ください。
大会のハイライトは、 NHK BS1にて5月5日(金祝)あさ7:10~8:00に放送予定です。
各国代表の素晴らしい演技をぜひご覧ください。

スズキワールドカップ2023 エアロビック世界大会 大会概要

大会名 SUZUKI WORLD CUP 2023
スズキワールドカップ2023 第34回エアロビック世界大会
開催日時予選  4月22日(土) 決勝 4月23日(日)
会 場 大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1)
公式サイト https://www.aerobic.or.jp/competition/suzukiworld/
参加国 オーストラリア、アゼルバイジャン、カンボジア、スペイン、フランス、香港、
インドネシア、インド、日本、メキシコ、ペルー、フィリピン、ポルトガル、
ルーマニア、タイ、チャイニーズ タイペイ、アメリカ、ベトナム (18)
主催: 公益社団法人 日本エアロビック連盟 (JAF=Japan Aerobic Federation)
国際エアロビック連盟、国際体操連盟
後援: スポーツ庁、東京都、大田区、公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本体操協会
スズキ株式会社、株式会社NHKグローバルメディアサービス
協賛: 東京海上日動火災保険株式会社、デサントジャパン株式会社
助成: 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団、一般財団法人凸版印刷三幸会
協力: 株式会社EWMジャパン、アサヒ飲料株式会社
◆テレビ放送  NHK-BS1 5月5日(金祝) あさ7:10 ~ 8:00 放送予定

Suzuki World Cup 2023 ルールと採点方法 Rules & Guidelines

伝統的な有酸素運動(エアロビクス)に由来する、多様な動作パターンを音楽に合わせて連続して実施することを基本とする採点競技です。"エレメント"と呼ばれる高難度な技を正確な遂行度で実施することで高得点を競う種目です。FIG(国際体操連盟)の競技ルールに基づき4年毎に改訂されます。
◆審査は、難度点(実施されたエレメント(技)の難しさを評価)、実施点(10点満点/すべての動きの正確さや美しさと組み物の一致性などの技術面を評価)、芸術点(10点満点/演技構成や音楽と振り付けの一致性や、選手の個性などの芸術面を評価)これら3つを合計後、主任審査員の減点(禁止動作違反、ライン/タイム違反や服装減点など)を引いて計算され、その合計で得点が決定します。なお同点の場合1.実施点、2.芸術点、3.難度点の順に点数が高い方が上位となり、難度点まで同点の場合は、同位となります。

スズキワールドカップ2023 シニア(18歳以上)結果
                                 ※2023年4月23日時点の年齢。



スズキワールドカップ2023 ジュニア(15~17歳)/エイジ・グループ(12~14歳)結果




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