ウォーカブルな川沿い空間のあり方を検証する社会実験「BATON PARK」を実施

2023/10/20  三菱地所 株式会社 

~2025年に向けた神田と大手町を繋ぐ未来へのバトン~

一般社団法人大手町歩専道マネジメント(以下、大手町歩専道マネジメント)は、神田と大手町を繋ぐ日本橋川に面した歩行者専用道路「大手町川端緑道」の未来の空間活用を見据えた社会実験「BATON PARK-KAWABATA-RYOKUDO-2023」(以下、BATON PARK2023)を、国土交通省「まちなかウォーカブル推進事業」を活用し、2023年10月23日(月)~11月11日(土)の20日間、大手町川端緑道8号線および大手町仲通り周辺にて実施いたします。(協賛:NTT都市開発株式会社、三菱地所株式会社)



 大手町川端緑道は、2014年に日本橋川沿いに整備された全長約780mの歩行者専用道路で、旧江戸城外堀の石積みが保存された緑豊かな親水空間です。2025年竣工予定の「(仮称)内神田一丁目計画」における人道橋架橋に伴って、神田・大手町エリアの結節点として賑わいの創出や回遊性の向上が期待されています。
 BATONPARKは、大手町川端緑道の未来の空間活用を見据えた“外空間”の居方を検証するための社会実験として、2022年に大手町仲通りを検証場所として計7日間実施されました。「BATON」の名称には、“川端緑道の将来へ繋ぐ、神田と大手町を繋ぐ、未来へのバトンの役割を担えるように”という想いを込めています。
*(仮称)内神田一丁目計画:https://www.mec.co.jp/news/archives/mec210415_uchikanda.pdf
*22年実証実験:https://www.mec.co.jp/news/mec221020_batonpark/mec221020_batonpark.pdf

 
 今回のBATONPARK2023では、国土交通省「まちなかウォーカブル推進事業」の千代田区内初の活用事例として、大手町川端緑道の未来の空間活用の検証に加え、誰もが歩いて楽しいウォーカブルな川沿い空間のあり方を検証いたします。思わず川沿いで過ごしたくなる・歩きたくなる川床風ベンチや芝生広場等、子どもから大人までそれぞれにとって“みんなの居場所”となるように居心地の良い居場所をカスタマイズできる空間となっています。検証方法は、実験実施前後の人流調査および滞在人数調査と、利用者の観察調査を実施予定です。



 2022年実施時のアンケート調査では、「より長い期間開催してほしい」「座れる場所や、人目を気にせずに休めるスペースを増やしてほしい」等の希望が寄せられたため、今年は、開催期間延長の他、実施エリアも拡大しています。また、期間中は、神田エリアの地元店舗の出店や、豊洲市場商店会の出張出店、BATON PARKオリジナルフードの出店等を予定しております。この他にも、歩いて楽しいアートの仕掛けや、休日には、遊具を利用した子どもの遊び場が出現するなど、ファミリーで楽しめる空間も提供予定のほか、思わず川沿いを歩きたくなる・楽しめるコンテンツを多数用意しております。
 大手町歩専道マネジメントは、本社会実験を通して今後も神田・大手町エリアの更なる価値向上や創造的な賑わいの創出を目指すとともに、周辺エリアとのつながり・拡がりのあるまちづくりに取り組んでまいります。

■「BATON PARK-KAWABATA-RYOKUDO-」概要         
実験期間:2023年10月23日(月)~11月11日(土)の20日間
     ※各日11:00~20:00、雨天荒天時は中止
     ※大手町仲通りのみ、2023年10月30日(月)より開始。
実験場所:大手町川端緑道8号線および大手町仲通り周辺(東京都千代田区大手町1-9)
対 象:周辺地域の方やエリアワーカー、来街者など一般の方
利用方法:事前予約なし
主 催:一般社団法人大手町歩専道マネジメント
協 賛:NTT都市開発株式会社、三菱地所株式会社
協 力:有楽町アートアーバニズムYAU
後 援:千代田区、独立行政法人都市再生機構
企画運営制作:合同会社HOC、株式会社フロンティアインターナショナル、桃山建設株式会社
公式サイトhttps://batonpark-kwbt.studio.site/
※出店内容や実施時間等の詳細に関しましては、公式サイトまたは現地看板よりご確認いただけます 。

【実験場所について】
アクセス:東京メトロ「大手町」駅 C1・C2c 出口徒歩 2 分、A1 出口徒歩 3 分
JR「東京」駅丸の内北口徒歩 12 分


【「BATON PARK」各エリアについて】
子どもから大人まで、それぞれの“過ごし方”を見つけられる様々なコンテンツや仕掛けを提供します。また、居心地の良い居場所をカスタマイズできるよう、椅子やクッション等も貸し出ししているため、自由に配置・利用いただくことも可能です。





○丸の内エリアのまちづくりコンセプト:「丸の内Reデザイン」
三菱地所は、2020年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)におけるまちづくりを「丸の内NEXTステージ※」と位置付け、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を創造していきます。「丸の内Reデザイン」はその実現に向け、まちづくりのあり方から変えていくコンセプトワードです。
※始動リリース: https://www.mec.co.jp/news/archives/mec200124_marunouchinext.pdf


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