フィリピン現法の営業活動について

2024/09/13  日鉄物産 株式会社 

 日鉄物産株式会社(以下、「当社」)は、2024年3月28日「NIPPON STEEL TRADING (PHILIPPINES)CORPORATIONの設立について」でお伝えした通り、日鉄物産フィリピン会社(以下 「フィリピン現法」)の7月開業に向けて準備を進めていましたが、体制が整い営業活動を開始しておりますので、お知らせいたします。

1.営業体制
 ・社 長  : 友田 幸治 (ともだ ゆきはる)
 ・取締役 : 上野 覚 (うえの さとる)
 ・部 長  : 渡辺 晃 (わたなべ あきら)
 日本人駐在員3名、フィリピン人スタッフ7名

2.営業活動開始にあたっての抱負


友田社長 一般的に知られるようにフィリピンには確かなポテンシャルがあり、成長機会が大きい市場ですが、現時点の需要規模は小さく競争も激しいため、簡単な市場ではありません。しかし、我々はこれに挑戦し、必ず成功すると決意しています。フィリピンをリスペクトし、この市場で活動できることに感謝して、明るい太陽が差すこのコスモポリタンシティで、社員と共に成長し、元気に仕事を進めます。





上野取締役 ベトナムから続けての海外駐在となりますが、現法設立という大事なタイミングに携われた事、これまでに無いタフなマーケットに挑戦できる事に大変感謝しております。早くタガログ語を習得し、フィリピンの文化に溶け込み、顧客の元に足繁く通い続ける地道な営業をしたいと思います。そして、いつかフィリピン現法のコアとなるようなビジネスを作りたいと思います。





渡辺部長 4月半ばに着任しあっという間の5ヶ月。人生初の海外赴任先がフィリピン、それも設立間もない会社です。まずは社内規程、システム構築、業務フローといった基盤作りに奮闘しています。雨が降れば道路は冠水、5kmの道のりも渋滞で通勤1時間、経済上の規制も多く、何かと苦労が絶えません。明るく親しみやすいスタッフに元気をもらいながら、日々奮闘しています。



3.オープニングセレモニー
 本格的な営業活動開始にあたり、フィリピン現法社員の一体感を醸成するため、8月29日にフィリピン現法社員の出席に加え、取引先、日本製鉄グループ会社などの関係者、および日鉄物産社員を招いてオープニングセレモニーを実施しました。2016年にマニラ事務所を開設して以来、フィリピン現法設立に至るまでの歩みを振り返り、新たなスタートとなる営業活動の開始を宣言しました。セレモニーでは、関係者の皆様からの温かい支援に感謝の意を表し、今後の発展に向けて新たな決意を胸にしました。また、日本製鉄グループ会社からは設立についてお祝いの言葉、フィリピン現法への期待を込めた激励の言葉もいただき、社員一同、これからの挑戦に向けて結束を固めました。


(オープニングセレモニー出席者で記念写真)


 今後も、フィリピン現法は日本人駐在員と現地スタッフが一丸となり、成長が期待されるインフラやエネルギー分野をはじめとする需要を捕捉し、同国の発展に寄与するとともに、当社の海外事業の拡大を図ってまいります。

【フィリピン現法の概要】


<参考URL>
 〇 NIPPON STEEL TRADING (PHILIPPINES) CORPORATION の設立について
  https://www.nst.nipponsteel.com/news/2024/240401_1365.html

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