足立区にアートを通じた新たなコミュニケーションを生み出すことを目指す市民参加型のアートプロジェクト、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」。そのプログラムの1つ、現代美術家・大巻伸嗣氏による「Memorial Rebirth 千住」(以下、メモリバ)は、無数のシャボン玉で見慣れたまちを光の風景に変貌させ、記憶を喚起するアートパフォーマンスです。千住にはじまり、西新井、東加平と足立区のさまざまな地域でリレーのバトンのように手渡されてきました。10回目の今回は、集大成としていつもより豪華な演出を予定。舎人公園を舞台に、無数の光と風が土地の記憶を舞い上がらせます。
イベント概要
■日時:12月1日(日)
・屋台エリア:12:30開始
・昼の部:14:00開演
・夜の部:17:00開演
※昼の部・夜の部は各回30分程度。小雨決行、雨天時は内容を変更することがあります。
■会場:都立舎人公園 噴水広場[東京都足立区舎人公園1-1]
■費用:入場無料・申込不要(屋台は有料)
■主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
■協力:児童養護施設 クリスマス・ヴィレッジ、カフェノトリコ、全學寺、東京未来大学 地域連携推進委員会、伊興地域学習センター、舎人地域学習センター、足立区立伊興小学校
■助成:一般財団法人YS市庭コミュニティー財団
■公式ウェブサイト:
https://aaa-senju.com/ohmaki
昼の部 14:00-14:30
出演:くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美]、メモリバ音楽隊
撮影:冨田了平
昼はこれまでの開催地で紡いできた歌詞と、今回新たに加わった舎人地域オリジナルの歌詞をあわせた「しゃボンおどり」。全員が主役です!風景の中に飛び込んで、一緒に楽しみましょう。
夜の部 17:00-17:30
出演:白井剛、野村誠、山崎阿弥
撮影:冨田了平
風に舞い上がる光と、その全てに共鳴するかのような白井剛氏のダンス。幻想的な夜に響く野村誠氏のピアノ。反射し、吸収され、その空間に陰影を生み出す山崎阿弥氏の声。3人のアーティストによるパフォーマンスが、光に浮かぶ記憶とともに、暗闇を彩ります。
あだち屋台村 12:30-16:30(予定)
地元のお店による屋台コーナー「あだち屋台村」が出現!舎人公園周辺のエリアだけでなく、千住や西新井、六町など、さまざまなエリアからお店が集結します。多彩なメニューの軽食や雑貨など、バリエーション豊かな屋台をお楽しみください。
※有料 ※売切次第終了
都営交通 × 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」コラボキャンペーン
「当日有効の都営まるごときっぷ(都営交通一日乗車券)」 もしくは「舎人公園駅改札内にて都営交通アプリで取得した当日限定のデジタルスタンプ」を提示された方に、数量限定で記念品をプレゼントします。ぜひ、今年のメモリバには、日暮里・舎人ライナーでお出かけください!
■日時:2024年12月1日(日)
12時30分から記念品の抽選開始
※ 予定数の抽選が終わり次第終了(先着200名様限定)
■会場:都立舎人公園駅前噴水広場「受付テント」
■参加方法
下記1・2いずれかを上記会場で提示された方が、記念品の抽選に参加できます。
1 キャンペーン当日有効の「都営まるごときっぷ(1日乗車券)」
2 キャンペーン当日、舎人公園駅改札内に掲出されるポスターのQRコードから「都営交通アプリ」
を通じて取得できる当日限定のオリジナルスタンプ
※改札内へのご入場は乗車券が必要です。
■記念品(写真は抽選で当たる記念品の一部)
みんくる×とあらんタンブラー(サーモス社製 非売品)
テラダモケイ 都営交通編(写真は一例です)
みんくる×とあらんキーホルダー(非売品)
※お1人様につき1回のみ抽選に参加できます(1・2を併用した場合でも1回のみ)。
※記念品の数には限りがあります。
※抽選に参加された方全員に、上記記念品のほかオリジナルデザイン缶バッジを差し上げます。
※内容は変更になる場合がございます。
都営交通アプリの取得はこちらから
Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.tokyo.metro.kotsu.toei.naviapp
iOS
https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id1499614655
アーティスト紹介
Pic by paul barbera/where they create
「Memorial Rebirth」の作者
大巻伸嗣
美術作家。1971 年岐阜県生まれ。アジアパシフィックトリエンナーレや横浜トリエンナーレ2008、エルメス セーヴル店(パリ)、アジアンアートビエンナーレなど世界中の芸術祭や美術館・ギャラリーでの展覧会に参加している。展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックな作品《Liminal Air》《Memorial Rebirth》《Echoes》を発表している。www.shinjiohmaki.net
昼の部 「しゃボンおどり」作曲・振付
くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美]
東京藝術大学卒業生によるアーティストユニット。ダンス、歌、作曲、音響などそれぞれの得意分野をもつ個性的なメンバーが集い、地域のお祭りや結婚式、パーティでのパフォーマンスなどで活躍。
photo Hatori Naoshi
夜の部 ダンス
白井剛
1995年活動を開始。物・音・光・言葉など、あらゆる対象と響振し、時間・空間の触媒として繊細かつ危うく滲む身体性。個と世界の存在を等身大の視点から囁きかける作品性を旨とする。「バニョレ国際振付賞」「日本ダンスフォーラム賞」など国内外の幾つかの賞を受賞。公演、客演のほか、音楽・美術など他分野とのコラボレーションも多く企画された。「大巻伸嗣さんとは、2008年、金沢の展示で踊ったのが最初の出会いです。」
photo 草本利枝
夜の部 ピアノ
野村誠
1968年愛知県名古屋市生まれ。様々な音楽ジャンルを越境し、異ジャンルとコラボレーションを積極的に行う作曲家、ピアニスト。作品にDV被害者を取材した《Intermezzo》(2001)、相撲太鼓のリズムによる《相撲聞序曲》(2017)、レクチャーを歌曲化した《どすこい!シュトックハウゼン》(2021)など。白井剛との共作に《フィジカル・ピアニスト》(2007)など。山崎阿弥とはACAC(青森)、iCAN(ジョグジャカルタ)などで共演。千住だじゃれ音楽祭ディレクター。
夜の部 声
山崎阿弥
声のアーティスト、美術家。自身の声によるエコロケーションで空間を認識し、音響的な陰影をインスタレーションやパフォーマンスによって顕在化、変容させる。近年は科学者(天文学、素粒子物理学)との協働から、知覚特性と世界像の関係を探りつつ、新しい声と未来のサウンドスケープ制作に取り組んでいる。