~日本代表を決定する全日本大会へ~
日本財団(東京都港区、会長 笹川 陽平)が企画・統括・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都港区、代表理事 馬見塚 健一)が開催運営する「SPOGOMI WORLD CUP 2025」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 京都STAGE」が2024年12月14日(土)、亀岡市において開催されました。計16チーム、48人が参加し、京都府代表に輝いたのはチーム古賀A。本チームは、2025年9月(予定)に東京都内で開催する、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」に進出。その後2025年秋に日本で開催予定で、日本を含め世界30カ国(予定)の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2025」への出場を目指します。
公式サイト:https://nf-spogomiwc.com/
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
スポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2025」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
イベント概要
・日程:2024年12月14日(土)
・開催場所:サンガスタジアム by KYOCERA
・参加人数:1チーム3名×16チーム=48人
・企画・支援・統括:日本財団
・大会運営・主催:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ/(一社)海と日本プロジェクト in 京都
・協力:亀岡市
優勝は「チーム古賀A」!拾ったごみの総量は5.075kg!
全16チームが参加した京都STAGE。この日はこの冬一番の冷え込みとなり、雪も降る中の開催となりました。結果、「チーム古賀A」は、ごみ総量5.075kg/658.5ポイントを獲得し、準優勝チームに135.1ポイント差をつけて優勝しました。2025年9月(予定)に東京で行われるスポGOMIワールドカップ2025日本STAGEでも好成績が期待されます。
京都STAGEで集められたごみの総量は24.945kg
雪が降る中開催した今年の京都STAGE。一時は雪もひどくなっていたため中止も検討されていました。奇跡的に雪が落ち着いたことで開催決行となりましたが、果たしてどれだけの参加者が集まるのか…。
そんな不安もある中、みなさん元気に会場に集合しました!安全に気を付けながら、真剣に競技に取り組んでいました。
今回大会を開催した亀岡市は「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を行っており、日頃からごみ拾いなども実施するなど、環境問題の解決に取り組んでいる地域です。あまり会場周辺にもごみは落ちていない印象でしたが、やはりたばこの吸い殻や飲料のごみのように、外で利用したものがポイ捨てされている様子が多く見られました。人の生活によって出たごみを減らすためには、わたしたち一人一人が問題に向き合うことが必要です。
また、この日はゲストプレイヤーとして、スポGOMIワールドカップ2025の公式アンバサダー、そして女子100メートルハードルで日本選手権優勝、世界陸上出場、東京オリンピック出場と数々の輝かしい成績を残され、現在も現役選手として活躍中の寺田明日香さんも、ご家族とともに雪のスポGOMIに参加し、大会を盛り上げてくださいました。スポGOMIワールドカップ京都STAGEでも大会3位という好成績を残しました。
<寺田明日香選手コメント>
今年から「スポGOMIワールドカップ2025の公式アンバサダー」に就任させて頂き、京都STAGEに家族で参加致しました!まさかの雪の中でしたが、家族3人でとっても楽しくGOMI拾いをできました。結果も第3位!ごみ探ししながら歩くのが癖になりそうです。
次回参加するときには、優勝を狙いたいと思います!
優勝チームコメント
(雪も積もっていたので)とにかく下を見つめてごみが落ちていないか探したのが勝因だと思う。また、チームメンバーのチームワーク、結束力も良かったと思う。優勝できて嬉しい。全国大会でもがんばりたい。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:
https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/