藤が丘駅前地区は、交通の利便性と緑豊かな環境を兼ね備え、医療が充実したエリアとして、多くの市民に親しまれています。しかし、老朽化した施設や土地利用の課題を抱えており、持続可能な都市環境の整備が求められていました。
横浜市による今回の都市計画決定および土地区画整理事業認可を受け、今後各事業者において病院や駅前ショッピングセンターの建替え、公園や駅前広場の再整備、緑あふれる歩行者ネットワークの強化などを進めます。
これらの取組により、藤が丘駅前は「駅前施設・病院・公園」が一体となった「オープンスペース、病院、駅前の商業等が連携した、藤が丘らしい駅前拠点の形成」へと歩み始めます。事業の進捗や詳細については、今後随時お知らせします。

藤が丘駅前地区のイメージパース ※ イメージパースは現時点での想定であり、今後変更される可能性があります。
(1)決定又は変更した4つの都市計画(令和7年12月15日告示)
〇 土地区画整理事業の決定
藤が丘一丁目地区について土地区画整理事業を決定
〇 公園の変更
藤が丘駅前公園の位置、区域を変更
〇 地区計画の決定
藤が丘駅前地区について地区計画を決定
〇 防火地域及び準防火地域の変更
準防火地域から防火地域へ変更

区域図
(2)土地区画整理事業の概要
〇施行者:学校法人昭和医科大学
〇施行面積:約2.2ha
○公共施設:道路、公園
○事業期間:令和7年12月15日 事業認可
令和17年度 事業完了(予定)
(3)各事業の概要(予定)
○昭和医科大学藤が丘病院の建替え(公園・病院街区)
敷地面積:約16,500平方メートル 、延べ面積:約76,400平方メートル 、高さ:約60m
主要用途:病院(584床)・店舗・駐車場等、階数:地上14階・地下2階
スケジュール(予定)
令和8~10年度 準備工事、先行整備広場・暫定駐輪場整備工事
令和11~16年度 先行整備広場・暫定駐輪場供用 → 既存公園・公共駐輪場解体工事→
新病院建築工事 → 新病院開院 → 既存病院解体工事 →
駐車場・駐輪場棟建築工事
令和17年度 新公園整備完了
○藤が丘駅前ショッピングセンターの建替え(商業・住宅)
敷地面積:約4,100平方メートル 、延べ面積:約15,000平方メートル 、高さ:約31m
主要用途:住宅・店舗等、階数:地上10階
スケジュール(予定)
令和8~11年度 解体工事、建築工事
令和12年度以降 工事完了
○交通広場の整備(駅前広場)
面積:約2,700平方メートル 、施設:バス乗降場、タクシー乗降場、一般車乗降場、上屋等
スケジュール(予定)
令和12年度以降 工事着手
令和13年度以降 工事完了
※ 現時点で、東急株式会社及び学校法人昭和医科大学が想定するスケジュールであり、今後、計画の具体化及び関係機関との協議等により変更となる可能性があります。
※ 事業の進捗や詳細については、事業者HP(
https://fujigaoka-project.com/)を更新します。