南海ホークスの本拠地「大阪スタヂアム」がデジタル空間に甦る - オンラインゲーム「フォートナイト」に新マップ「Namba Parks -Hawk’s Legacy-」公開

2024/08/07  南海電気鉄道 株式会社 

2024年8月7日
株式会社MetaOsaka
南海電気鉄道株式会社
eスタジアム株式会社

南海ホークスの本拠地「大阪スタヂアム」がデジタル空間に甦る
オンラインゲーム「フォートナイト」に新マップ「NambaParks-Hawk’sLegacy-」公開


デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決する株式会社MetaOsaka(メタオオサカ)(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:毛利英昭)は、2024年8月7日(水)、世界中で5億人を超えるユーザーを持つオンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」上に、オリジナルマップ「NambaParks-Hawk’’s Legacy-(なんばパークス・ホークスレガシー)」を公開しました。本マップでは、南海電気鉄道株式会社(代表取締役社長:岡嶋信行、以下「南海電鉄」)と南海電鉄グループのeスタジアム株式会社(代表取締役:松本保幸・池田浩士)の協力のもと、南海ホークスの本拠地「大阪スタヂアム(通称:大阪球場)」とその跡地にできた「なんばパークス」(所在地:大阪市浪速区)を忠実に再現しました。この取り組みの目的は、かつての象徴的な場所をデジタル空間に蘇らせ、若い世代にその歴史とストーリーを伝えること、そして地域社会において世代を超えた交流を生むことです。

<企画背景>

1950年、南海電鉄が戦後の焼け跡に日本の復興と平和の象徴として建てた「大阪スタヂアム」は、南海ホークスの本拠地として多くの野球ファンの熱狂を生みました。1988年に南海ホークスが売却され、拠点を福岡に移した後は住宅展示場などに活用されましたが、1998年、難波再開発計画に伴い解体されました。2003年、その跡地は複合商業施設「なんばパークス」として生まれ変わり、現在多くの人々で賑わっています。「大阪スタヂアム」と「なんばパークス」。過去と現在で同じ場所にある2つの施設を行き来できる唯一のマップを企画しました。

この度完成した「NambaParks-Hawk’s Legacy-」は、単なる新しいゲームマップではありません。歴史的なスポーツ施設をデジタル空間で再現することで、当時の人々の熱狂や想いを現代に蘇らせる新しい試みです。この地に「大阪スタヂアム」があったことを知らない若い世代も、「大阪スタヂアム」に通っていた野球ファンも、共に当時の熱狂や空気感を感じることができます。このように、今は存在しない建造物をデジタル空間に再現することは、世代を超えたコミュニケーションを生み、地域社会の絆を深める一助となります。

<新マップ「NambaParks-Hawk’’s Legacy-」について>

フォートナイトの新マップ「NambaParks-Hawk’’s Legacy-」は、南海ホークスの黄金期に監督を務めた鶴岡一人氏が登場し、ストーリーが展開していきます。「なんばパークス」を舞台に南海ホークスのユニホームを集めながら走るタイムレースで、ゴールすると「大阪スタヂアム」があった時代へタイムリープします。エンディングでは当時の熱気を想像しながらスタジアム内を自由に散策でき、鶴岡監督との記念撮影も楽しめます。

鶴岡一人さんのご子息・鶴岡秀樹様コメント

父は、敗戦後の大阪府市民に夢と希望をと願いGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の協力のもと、大阪スタヂアム(のちに大阪球場)の建設に奔走しました。大阪スタヂアムが、大阪府市民の憩いの場になるようにと自らメジャーリーグの球場を視察し、いち早く球場建設に活かしたそうです。また、野球が子供たちの夢や希望になるようにボーイズリーグも立ち上げました。

「野球はチームプレー、チームが勝ち進まないと大きな舞台にたてないが、どのチームにも優秀な選手はいる。そういう選手にも大きな舞台を経験させてあげたい」と遺言を残しました。

没後、遺言のとおり、多くの方々のご尽力で、地域ごとのオールスターチームをつくり対戦する「鶴岡一人記念大会」が今も開催されています。父の熱い想いと願いがこめられた大阪球場が、今の時代にメタバースの世界で、再びみなさんにみていただけることは家族としても大きな喜びです。みなさんに、大阪球場、南海ホークスを懐かしんでいただけることを心より願っております。

南海電気鉄道株式会社代表取締役会長兼CEO遠北光彦コメント

南海電鉄では、なんばの求心力を高めるべく、エンターテイメントと、街並み・訪れる人の多様性による、グレーターなんばビジョン“ENTAME-DIVER-CITY”の実現に向け、多彩なステークホルダーとの共創・街の魅力づくりを通じて、人を惹きつけ続ける次代のなんばを創るべく取り組んでおります。この度、デジタル空間上に、子どもたちに夢と希望を与えた南海ホークスの本拠地「大阪球場」、その跡地にできた大型商業施設「なんばパークス」が再現され、なんばの「過去と未来」、「リアルとバーチャル」がつながりました。これからも、進化を続ける次代のなんばにどうぞご期待ください。

株式会社MetaOsaka代表取締役毛利英昭コメント

今あるものを再現するだけでなく、すでに無くなってしまった建物や歴史、ストーリー、人々の思いを鮮明に蘇らせることができるのがメタバースの良さです。このプロジェクトは、単なるデジタル技術の活用にとどまらず、地域の歴史や文化を未来へと繋げる大きな一歩です。バーチャルの世界だからこそ実現できる新たな可能性をMetaOsakaとして発信してまいります。

<マップ概要>
タイトル:NambaParks-Hawk’’s Legacy
マップコード:7158-9215-9923
価格:無料
企画・協力:南海電気鉄道株式会社、eスタジアム株式会社
制作:株式会社MetaHeroes
トレーラー動画URL:https://youtu.be/p7s9FlW1P_A
※本マップは、2024年8月1日、なんばパークスにオープンした「
eスタジアムなんば本店」で無料体験が可能です。

※This event is not sponsored, endorsed, or administered by Epic Games, Inc.
これは独立して制作されたフォートナイトクリエイティブのコンテンツであり、EpicGamesによりスポンサー、支援、または運営されるものではありません。

<Fortniteについて>

Fortnite(フォートナイト)は、Epic Gamesによって開発されたゲームメタバースプラットフォームで、世界中で5億人以上のユーザーを持つ人気タイトルです。プレイヤーはバトルロイヤルモードやクリエイティブモードなど、さまざまなゲームモードを楽しむことができます。特にクリエイティブモードでは、ユーザーが独自のゲームマップやコンテンツを作成し、他のプレイヤーと共有することができます。

【企業概要】
会社名:株式会社MetaOsaka
代表者:毛利英昭
所在地:大阪市中央区難波5-1-60なんばスカイオ27F
設立:2023年9月1日
事業内容:オリジナルメタバースの開発・制作/メタバース関連技術を活用した広告代理業務及びコンサル業務/
デジタルツイン(リアルとメタバースを融合した)のイベント企画・運営
/地方自治体や地域の課題解決や経済活性化のためのコンサル業務
公式サイト:https://www.meta-osaka.co.jp/

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