(開示事項の経過) 固定資産の譲渡に関する優先交渉権設定のお知らせ

2024/07/31  日本スキー場開発 株式会社 

2024 年7月31日
日本スキー場開発株式会社

(開示事項の経過)固定資産の譲渡に関する優先交渉権設定のお知らせ

2023 年6月9日付の「固定資産の譲渡に関する優先交渉権設定のお知らせ」において公表いたしました内容について、不動産(ホテル)開発を目的とした優先交渉権設定先との協議の状況について、お知らせいたします。

1. 協議の進捗について



2023 年 6 月9日付でお知らせいたしましたとおり、更なる白馬エリアの魅力を創出し、当社グループが運営する白馬岩岳マウンテンリゾート山麓エリアにある敷地の一部に、不動産(ホテル)開発を進めるために、国内の有力な不動産ディベロッパーに対し土地の譲渡に関する優先交渉権を設定し、約1年間にわたり協議を重ねて参りました。開発計画の検討は順調に進捗しており、現在、同社との間で2024年内の譲渡契約の締結を目指して協議を進めております。

2. 譲渡についての優先交渉権に関する固定資産の内容

資産の内容:土地
所在地 :長野県北安曇郡白馬村大字北城 12111 ほか
敷地面積 : 約 40,000 ㎡の一部(当該面積には当社グループ会社である株式会社 岩岳リゾートが自ら建設するスキーセンター等の予定地を含み、今後 の協議次第で面積が確定するもの)
譲渡価格 :未定

3. 優先交渉権者の概要

優先交渉権者は、国内法人でありますが、先方の意向により開示は控えさせていただきます。
なお、当社と優先交渉権者の間に特記すべき資本関係、人的関係、取引関係はありません。

4. 今後の見通し

優先交渉権者との協議が進み当該交渉権者との間で譲渡契約が成立した場合、物件引渡日は早くとも 2026 年3月と想定しているため、当期(2024年7月期)連結業績予想に与える影響はございません。 物件引渡が完了しますと、当社グループの業績において固定資産売却益が計上される見込みですが、譲渡金額は現在において未定です。業績に与える影響が判明次第、速やかに開示を行います。

5. 当社取り組み

当社グループでは、運営するスキーリゾートが地域に存在し続けるだけではなく、新たな価値を提供すべく、これまでも様々な取り組みを行っております。その中において、白馬岩岳マウンテンリゾートは、2018年、山頂エリアに「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の開業以来、テラス内にニューヨーク発老舗ベーカリー「THE CITY BAKERY」の出店を皮切りにして、山頂絶景ブランコ「ヤッホー!スウィング」や日本初となる「マウンテンカート」の導入など、新たなアクテイビティを展開し、毎年、新たな施設やサービスを提供する事で、白馬エリアの新たな観光スポットとして広く認知され、2023 シーズンにおいて、グリーンシーズンで過去最高の 22.2万人のご来場を達成、当社グループ内において、通年事業化を牽引するリゾートに成長いたしました。また、ウィンターシーズンにおいても、当社グループになりました、2012年以来、過去最高の14.7万人にご来場頂き、その内、インバウンド集客においては、コロナ禍以前を超え4.6万人となりました。また、インバウンド集客と併せて、取り組みを強化してきたノンスキーヤーの集客でも、山頂エリア「IWATAKE WHITE PARK」において、各種アクテイビティや、撮影スポットを展開し、過去最高の2.2万人にご来場頂くなど、ここまでの取り組みが実を結ぶ形となりました。

その環境下において、2023年9月9日付で開示(株式会社岩岳リゾート)いたしました、新ゴンドラの導入(2024年12月予定)と併せ、当プロジェクトは、白馬エリアの逼迫する白馬エリアの宿泊環境の改善だけではなく、地域の更なる価値向上と、世界水準のスノーリゾート形成に向けた取り組みと位置づけ、当社グループは、引続き地域の皆様とともに、当プロジェクトを進めて参る所存でございます。

以上

新ゴンドラリフトキャビンのイメージ/新ゴンドラリフト施設外観イメージ

山頂テラス HAKUBA MOUNTAIN HARBOR
「THE CITY BAKERY」
「CHAVATY HAKUBA」
「ヤッホー!スウィング」
「IWATAKE WHITE PARK」
「マウンテンカート」

関連業界